罪悪感
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自分を優しくお世話すること、
誰かの助けを求めること、
これらは生きていく上でとても大切なことですが、
それらを強力に妨げるものがあります。
その一つは「自分に対する罪悪感」でしょう。
他の人には分からないかも知れませんが、
ご本人は人知れず罪悪感に悩まれています。
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自分は罪深い人間だ。
自分はダメな人間だ。
だから、自分にバチが当たって悪い事が起きる。
だから、自分は幸せになれないし、なってはいけない。
だから、自分は楽をしてはいけない。
だから、休息など取ってはいけない。
だから、自分は弱音など吐いてはいけない。
だから、自分はもっと頑張らねばならない。
だから、自分はもっと強くならなくてはいけない。
だから、助けてもらってはいけない。
だから、独りで乗り越えなければならない。
だから、愛する人はみんな遠くに行く。
仮に今、良いことが起きたとしても、
それは一時的な偶然に過ぎず、
またすぐに不幸せがやってくるはずだ。
なぜなら、私が罪深い人間だからだ。
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いつどこで身についてしまったのか?
自分でも分からないような
底知れぬ罪悪感にさいなまされている人は、
意外とたくさん居ると思います。
一見何の問題もなさそうな人であっても、
罪悪感を抱えている人もいます。
そして今も
だった独りで頑張ろうとしている人も居るはずです。
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このように
自分の中に根を張った罪悪感(プログラム)が、
自分から見える世界を歪めてしまって、
偏った形に変えてしてしまいますので、
そのプログラミングを、人の助けを借りてでも、
一つずつ、根気よく削除してゆく、
変換・置換してゆくのです。
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そして
『世界(自分)には問題があったとしても、
それは悪ではないんだ。
今まで色んな経験をさせてくれてありがとう』
と思えたところから再スタートです。
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いきなり自分を好きになれなくても、
一気に自分を愛せなくても構わないので、
まずは一つずつ進みましょう。
とりあえず今日だけ休む、
とりあえず相談してみる、
とりあえずやってみましょう。
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かくいう私も
自己への罪悪感にさいなまされていた者の一人です。