人間の進化

孤独を受け入れ、自分と向き合い、
寂しさを抱きしめて、
一個人で堂々と進化しろ!
と岡本太郎が言いそうな気がした。
勝手にそんな気がした。
寂しさとは、
「自分に理解されない自分」からやって来る。
「自分に肯定されない自分の声」が寂しさである。
その自分の声も聴かずに、
独りでは生きてはゆけない、
というフレーズを強迫的に怖れて、
たった一人の自分の心を
ネグレクトしながら徒党を組んでは
寂しさを薄め、集団心理に酔いながら、
人類はいつまで類人猿をやるつもりだろう。
今本当に必要なのは
自分の旅路を共に歩く自分だ。
自分への敬意と傾聴と理解だ。
他人ではなく自分との二人三脚だ。
衰退は集団で始まり、
進化は個人で始まる。