医師 黒木 弘明

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二〇二六年 八月三〇日(日)

綴りごと 想いごと

こじれる相性

 

ストレスの原因・要因として

人間関係が最も多いと言われますが、

率直に申し上げて、どうやっても

こじれる相性はあると思います。

 

その相性の方々に特徴的なのは

自分が相手の嫌がることをしている、

という根本的な自覚が無いことです。

 

相手から〜が嫌だったと言われれば、

その事については理解できたとしても、

あくまで部分的。

根本的には分かっていないので、

再び相手が嫌がることをお互いに繰り返す、

そんな相性です。

 

更にこの相性の二人は

相手から学ぶ気が薄く、むしろ逆。

自分こそが正しいとお互いに思うので、

互いに何処か傲慢で、前に進みません。

 

 

つまり、全く相性の合わない別物であり、

尚且つ、似た者同士なのです。

そんなお二人が前進するとすれば、

どちらかの命が危うくなるような

出来事に見舞われた時でしょう。

生きているだけでも有難い、

と思えた時が本当のスタートです。

 

 

生きている相手にアレコレ文句と

条件を付けている間はおそらく

思うようにはならないでしょう。

 

 

相手に求めているもの、

それこそが自分がこだわってるものであり、

自分が最も見たくないものであり、

自分が認めないように逃げている部分です。

相手を失いかけて、あるいは失って

初めて本当に分かることがあれば

それもまた倖せの一つなのかも知れません。

 

 

分かり合えないと罵り合い続けて、

お互いの心を汚し続けるくらいなら、

どこかで見切りをつけるのも一案ですが、

それが出来れば話しは早いですよね?

 

 

いずれにしても、こじれる相性の人と

本当に分かり合いたいのであれば、

人生観をひっくり返すくらい覚悟で

臨んで下さい。それが無理なら諦めを。

それも選択できないならば、

永く悩み続けることを覚悟して下さい。

三つに一つです。