思い出す夏
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自分しか居ないから…という、
もっともらしく聞こえる理屈と出逢ってしまい、
自分が心からやりたいことを後回しにして、
やらねばならないこと・やるべきことに
没頭しているうちに、
自分が心底やりたかったことを忘れてしまう、
なんてことがあります。
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そのように自分を疎かにしているうちに、
道に迷って(人生のゴールの)方角が
分からなくなり、次第にイライラしたり、
不安になったり、疲れてきって
体が思うように効かなくなったりします。
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それは、
自分を疎かにしていたバチが当たった
のではありません。
チャンスが到来したのです。
自分と対話する機会がやって来たのです。
本来の自分を取り戻す時がやって来たのです。
だから見方によっては、
喜ばしいことではないかな?
と僕は解釈しています。
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そう言えば、僕も永らく忘れていました。
僕は、仏画を見るのが好きでした。
若い頃にある仏像に触れて、
20分くらい涙が止まらなかったこともありました。
そう、あれは夏の日の午後でした。
それから宗教は異なりますが、
僕は教会のオルガンの音も好きです。
特に小さめのパイプオルガンの音が。
セミの大合唱がオルガン協奏曲に聴こえる程です。
ちなみに今朝は、
6時05分からセミが鳴き始めました(°▽°)
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というわけで、
2020年の8月が始まりました。
『私を思い出す夏』
『私と再会する夏』
なんて、いかがしょうか?