医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月二五日(木)

綴りごと 想いごと

対比

良いことは、

あなたが愛されていることの証明として

素直に受け取ればいいんです。

受け容れがたいことは、

あなたが本来持つ豊かな感性を

養うために与えられた練習材料として

受け取ればいいんです。

しかしくれぐれも、この逆をしないで下さい。

身に起きた受け容れがたいことを、

自分が愛されていない証明として解釈したり、

あなたの存在価値を下げるものとして

受け取るのは勧めません。

また、あなたの身に起きた歓びから、

悲しみや怒りの分を勝手に差し引くのも勧めません。

本来、歓びは悲しみや怒りによって

目減りするものでは無いのだから。

影は『光の対比のため』に在るのであって、

混じることはないのです。

人間の頭脳の中で

両者を無理に混ぜても、それは栓無きこと。

光を感じるための影であることを、

どうかお忘れなきよう。

やりたくないことも頑張らねばならない、、、

苦労しなければ大きくなれない、、、

どこにもそんな義務はありません。

やりたければやりなさい。

勇気を持って選択する自分を大切にしよう。