医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月二九日(月)

綴りごと 想いごと

頑張るな

無条件に自分を肯定する。
これが意外と難しい…と気づく時がありませんか?

何かを為している自分は肯定できるけど、
何もしていない自分は許せずダメ出ししてしまう、
何かを為していないと存在する理由が無い気がする、
そんなことありませんか?
逆に、自分からのダメ出しから逃げるために
頑張って何かに打ち込んでいる、なんてことも。

自分へのダメ出し、苦しいですね。
苦しいということは、不自然ってことかも。
そんな不自然な自分に苦しむ。
大なり小なり、みんなあります。
あって良いんです。それが自然。

何もしていなくても自分を肯定できる状態。
それは自分以外の存在も肯定できる状態かも。
そこに何となく柔らかい光を感じるのです。
あれは幸せの光だろうか?

ダメな自分をダメだと思わず、追い込まず。
ダメだとか判断せず、許容してゆける状態であり、
ダメな自分の過去も今も粗探しない状態。
結構難しいけど、挑戦する価値はあります。
自分に鞭打つよりむしろ、ダメな自分を許すところに
新しい貴方の幸せの鍵があるのかも知れませんね。

頑張るな自分

まだチャンスはある