医師 黒木 弘明

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二〇二四年 五月二日(木)

綴りごと 想いごと

身近な人

身近な人=親しい人とは、

気を遣わずに楽に付き合いたい。

そう思って楽にしてたら、気づかないうちに

身近な人に対して

とっても無礼な接し方をしていたり、

いつのまにか相手を傷つけていたり

することが有ります。


また身近な人には、

自分を誰よりも理解して欲しい

(理解しているはずだ)と思っていたり、

自分を護って欲しいと思っていたり、

自分を無条件に受け容れ愛して欲しいと

(無意識に)思っていたりすることもあるでしょう。


身近な人にはすごく求めてしまう。

その結果、大切な身近な人なのに

傷つけ合ってしまう、家族はつらいよ、

なんてことが起きます。

(映画「男はつらいよ」を観ると、

それがよく分かりますね。)


求めるものが多い身近な人よりも、

求めるものが少ない他人との

コミュニケーションの方が上手く行くのは、

そのせいです。


自分に耳を傾けてあげること、

自分を理解しようとすること、

つまり自分の中に

見え隠れする「求める心」と

上手くお付き合いすることが、

身近な人と上手く付き合うことの鍵になりそうです🔑


●結論●
他人と付き合うことは、自分と付き合うこと也。