医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月二六日(金)

綴りごと 想いごと

良いことの基準

 

● 楽しいこと

● 健全であること

● 創造的であること

 

 

この3つが私が考える『良い状態』の基準です。

この3つをしっかり満たしていると、

笑顔と感謝が溢れてきて、好循環を生むようです。

 

 


贅沢なように聞こえるかも知れませんが、

この3つが揃わないと、

不満が生まれたり、長続きしないように思います。

 

 

 

意外にも、楽しいだけではダメかも知れません。

健全でないと心身がストップして続けられなくなり、

創造的でないと次第に楽しくなくなりますね。

創造的と言うのは、自分ならではの表現ができている、

と言う意味です。

そして、楽しくなくなると結局は、苦しくなります。

 

 


生活や仕事に対する「ご自分の素直な感想」として、

この3つのどれが当てはまり、

どれが欠けているのか?

ご自分で調べてみるのはいかがでしょうか。

 


もしも、3つの中に欠けているものがあったとしたら、

それを誰かから貰おうとするのではなく、

この3つを自分で求めて(失敗を怖れず)

行動を起こしてみるのが、私のオススメです。

 

 


苦しいということは、

「この3つのどれかが足りないよ〜」

「次の行動を起こして欲しいよ〜」という、

自分自身からのサインです。

 

 

 

決して「あなたを苦しめている悪者を攻撃しなさい」

という意味ではないと思うのです。

そんなことをしても、怒りで心が火傷をしてしまい、

一層苦しくなるだけです。

 

 

苦しい時(悲しい時、怒っている時)というのは、

愛に逸れかかっている時であり、

道に迷っている時であり、

トンネルの出口が分からなくて、

暗闇で怖がっている時です。

 

 

 

そんな時は先に挙げた3つを道しるべにして、

些細なことで構わないので、

自ら行動を起こしてみて下さい。

 

 

 

楽しさを見いだせるかトライする、

健全に換えることができるかトライする、

自分ならではの表現ができるかトライする、

 

苦しい時、長続きしない時は

その辺から見直して参りましょう。