医師 黒木 弘明

メニュー

二〇二四年 四月二三日(火)

綴りごと 想いごと

自助

助けて欲しい時


その時は自分が苦しい時だから
自分を助けてあげる。


それが難しければ
自分を助けるのを
誰かに手伝ってもらう。


しかし、あくまでも
あなたを助けるのは
あなただ。


誰かがあなたを助けてくれるのを
期待し過ぎず、求め過ぎず


まず自分で出来ることから
一つずつやってゆこう。


あなたはご存知ない
かも知れないが


実は、あなたは
あなたの助けを
待っている。


自分は
自分が助けに来るのを
待っている。


自分じゃない別の誰かが
助けに来ても
残念な気持ちになる。


だから、
自分で自分を
助けに行こう。


自分で自分を
護ってあげよう。


自分で自分を
愛してあげよう。


他人にどれだけ護られても
他人にどれだけ愛されても
決して満たされない隙間がある。


それが
自分で自分を
護り、愛し、育ててあげる所だよ。


自分独り
なんてことは無い。


自分の中に
たくさんの自分がいる。


自分らの間の自分。
人の間の人。
だから人間だ。


怖いだろうけど心配ない。
あなたはあなたを護ることができる。


むしろ、あなたにしか
あなたを愛し抜くことはできない。


他人に愛されて
よろこぶ時代は
終わりつつあるのです。