自分という真実
自分を探すと見つかりません。
そもそも自分を探すということは、
自分に重要なものが与えられていることを
疑っている時にやることです。
疑われた「自分」の身にもなって下さい。
「自分」を疑ってる人の前に「自分」が
ノコノコと現れるとお思いですか？
むしろ、ひたすら隠れますよ。だ
から自分を探せば、必ず見つかりません。
君は君に与えられているものを遣って、
この世界を喜ばせれば良いだけです。
この世界にいる存在たちに向けて、
君を遣って表現をして、喜んで貰うだけですよ。
それで充分生きていけるように
設計されています、全ての命が。
この世に居るということは、
必ず喜ばれる何かを持っていると言うことです。
その自分を疑ったり、探したりせず、
心から信じなさい。
先々が不安になったり、心配になるのは、
弱さではなく、若さの症状です。
肉体の若さではなく、精神と魂の若さです。
若いと心配になります、不安を覚えます。
そんな時は自分が心配で怯えているのですから、
尚更、自分を信じてあげなさい。
不安なら尚のこと、
もっともっと自分を信じてあげねば。
怯んでいる場合ではありません。
自立しようとすること、
独立しようとするのも良いですが、
実は、人間は誰かと共立・共存しないと
生きることができません。
自立や独立だけにこだわる必要はありません。
実は、こだわるべきものは何もありません。
こだわるから迷うのです。
迷うから探したくなるのです。
探そうとすれば見つかりません。
そうではなくて、信じる時、楽しむ時、
喜ばせている時に「自分」という
大切な真実が、目の前にひょこっと現れるのです。