脳を守る
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ちょっと待て私の脳内。
勝手に感情のドミノ倒しをするのをやめんかね。
見聞きした情報の中から、
勝手に断片的なイメージを結びつけて、
論理を飛躍させて、私の感情を揺さぶるのはやめんかね。
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人生は何を失ったかではなく、
何が自分に備わっているか、
何を糧にしてゆくか、
何を慈しんでゆくかの選択広場なのだから。
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そんなことを自分に言い聞かせようとしながらも、
逆に自分の脳の立場になってみれば、
今まで必ずしも必要ではない刺激や情報に、
触れ過ぎていた自分の行動に気づきました。
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自分が本当に望んでいないものや情報に、
慣れとは言え、いつの間にか、
あまりにも習慣的に、あまりにも無防備に
触れ過ぎていたことに気づきました。
そりゃ、私の脳だって混乱するよ。
ごめんね、脳ちゃん。
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苦しい時は多分、
脳がNOと言いたい時なんだろう。
だけど生活リズムや習慣に忠実すぎる脳ちゃんは、
なかなかNOと言わずに、私たちの行動をそのまま、
私たちの感情や体調に投影し、
反映し続けているのだろう。
脳ちゃんを無理に走らせていたのは私だったのか。
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そんな寡黙な脳ちゃんに、
そんな過労気味な脳ちゃんに、
今こうして謝る自分が居ます。
そしてこれからは、
むやみに自分の脳ちゃんを刺激する行為を
減らそうと思いました。
私の脳だからまず私が守ってゆかねば。
それは自分を育てる親としての私の了見です。