物語の読み解き
何だか知らないけど、
しっくり来ない出来事が、ひとつふたつ、
続く時には、「読み解き」をすると良いでしょう。
まずは、しっくり来ない複数の出来事の
共通点を見つけて下さい。
例えば、関係者の性別が同じだったり、
何か似たような点が必ずあるはずです。
それが今あなたに訪れている練習の
テーマかもしれません。
そして次に想像力を最大に働かせて
こう考えてみて下さい。
これらの出来事とこのテーマは
私に一体何を伝えようとしているのだろう？
私に何を教えてくれているのだろう？
私に何を習得させようとしているのだろう？
私に何を思い出させようとしているのかな？
これを読み解くのです。
この時に決して間違ってはいけないのが
主語を「私」にすることです。
例えば、自分以外の他者を主語にして
あの人に何を学ばせようとしているのか？
などと考えると、読み解きには達しません。
読み解きに大切なのは、想像力です。
貴方の中の常識や、これまでの傾向などは
当てにはなりません。もっと想像力を使い、
制約・制限なく、囚われることなく、
固執することなく、挑んで下さい。
そのようにして読み解きをしていると、
おそらく、いくつかの候補が生まれます。
読み解きの答え候補が複数現れます。
きっと〜を私に教えてるのかな？
それとも〜〜を気をつけろってことかな？
やっぱり…に決めろ！ってことかな？
この複数の候補の中には、
貴方の願望が混じることもありますし、
貴方の先入観が混じることもありますし、
貴方の無意識・直観が入ることもあります。
これらの中から読み解きの答えを
探し出すポイントは、ふたつあります。
一つは、腑に落ちること。
読み解きの答えに到達すると、
不思議な納得感が湧きます。
まだ結果を見てもないのに
肚（はら）にストン！と解が
落ち着きます。いわゆる肚落ち。
人によっては涙が溢れる場合や、
カタルシスを感じる場合もあります。
ふたつ目は先ほどの逆ですが、平静さ。
解に辿り着いた歓びなどもありますが、
基本的にはそれ以上は心が乱れません。
読み解いたので、心がびくともしません。
読み解きの後は、どんな出来事も
やっぱりな、なるほどね、くらいです。
読み解き。
自分の人生に起きる様々な出来事を
自分で紐解いて、読み解いて、
物語を進んでいく作業のことです。
言い換えると、学び、ギフト、
あるいは癒し、もしくは天啓など
呼び方は様々です。
読み解きの解は、貴方への贈り物なので
できれば自分で読み解いて頂きたい所です。
とは言え、私たち現代人の多くは
囚われるものが多く、想像力も制約され、
誰からも読み解きを教わらないので、
読み解き作業が、驚くほど不慣れです。
だから読み解きには、練習が必要です。
貴方の信頼できる人で、なおかつ
人生の読み解きに熟達した人に、
貴方の読み解きを少しだけ一時的に
手伝ってもらいながら、練習を始める、
それもありです。
また、人によっては
例えば星回りを参考にする人も居るし、
神仏、森羅万象の声が聞こえる人を
頼りにする人も居るし、練習方法は
人それぞれで、それで良いのですが
やはりポイントこれです。
最後は、自分で決めて下さい。
最初から誰かが読み解きをしてくれるとか、
答えを授けてくれるサービスを受けるとか、
そんなんじゃ読み解きじゃないんです。
それは自分を信じてないから
読み解きは全く進まないのです。
自分以外の意見は、
たとえ神であっても、仏であっても、
ご先祖様でも、暦でも、偉人でも賢人でも、
プレアデス星人でも、誰であっても、
全部、ぜーんぶ参考程度。
大切なのは貴方の感覚。
貴方の肚落ち。
貴方の平静。
貴方の人生の読み解きだから
貴方が一番大切なんです。
まぁ、とにかくやってみましょうよ。
貴方の人生の読み解きを。
なんかしっくり来ないことが続く時は
読み解きに挑戦する時機かもですよ。
さぁ、貴方の人生は今
貴方に何を語りかけているのか？
ゆっくり読み解きましょうよ。
楽しみですね。
ちなみに、人生は貴方を決して責めません。
人生は貴方を応援するだけです。
だから読み解きの解は、いつも必ず
応援メッセージなのです。
逆に言えば、貴方を責めたり、
貴方を脅かす声は全て偽物です。
だから心配など要りません。
貴方に届いた応援メッセージが
貯まりに貯まったボックスを開くだけ。
それが読み解きです。
ね？怖くないでしょ？
しっくり来ない時は
貴方に応援メッセージが
届いていることを思い出して
読み解きをしましょう。