医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月二〇日(土)

綴りごと 想いごと

焦らずリスタート

間違ったって、

廻り道になったって、

自分で何かの感触を掴めれば良いんです。

最短距離ではないことを失敗と呼び、

あなたに目くじらを立てる人は、

一時的な業務上の指導としてやってるのであって、

必ずしもあなたの長く切実な人生そのものに、

責任を持ってくれる訳ではないので、

とにかく自分のペースを大切に。



失敗をリスクと呼び、

リスクを回避するとか言って、

廻り道を怖れ続けていると何の感触も掴めず、

「なりたい自分」に近くどころか

「なりたくない自分」が出来上がってしまう

そんなことが、しばしば有り〼。



焦って誰かの顔色を伺って正解求めるのではなく、

とにかく自分で「これだ!」という

感触を掴むことが大切かなと。

その為にどれだけ廻り道をしても

惜しくはないと思います、僕は。

廻り道万歳。

恥ずかしい失敗大歓迎です。



春に新人も中堅もベテランもありません。

教わる側も、教える側も、見守る側も、

みんな等しくリスタートの季節です。