医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月一九日(金)

綴りごと 想いごと

有益化

その昔、何となく変えたい、変わりたいと思って

「ヨーロッパでシェアナンバーワン!」と

謳うシェーバーを購入したところ


当時の職場の親切な人から

「最近、おヒゲが生えてますが…」と言われて初めて、

そのシェーバーが全然剃れていないことに気づいた私💦


今思えば、当時の私はシェーバーの

広告宣伝文句の「暗示」にかかっていたようです。

おお怖い。自分で確かめもせず、

良いと言われるもの、誰かが良いと言うものに、

すがりついていたのでしょう。


それからシェーバーの購入動機。

何となく変わりたくて…というのも△でした。

せっかく変わるのに何となく…って、

今思えば、何というコンセプトの無さ、

甘さ、勿体なさでしょう。


自分の中の曖昧な部分や、

自分を信頼できていない部分が幾つか重なると、

結果的には自分が望まない出来事に

繋がりやすくなってしまうのでしょう。


せっかく繋がるのであれば
自分という背骨をしっかり創り、
他の誰でもない自分でイメージした自分に。


ということも、

過去の体験があったから分かったこと。

分かってしまえば失敗ではなく、有益な体験になる。

つまり現在と未来は、

自分の過去の体験を有益化する素晴らしい機会なのです。


いきなり右折できなくても
左折を3回すれば右折になる。


これは漫才コンビの「ぺこぱ」さんの
3年前のネタですが、確かにその通りですね。
やっとコラムにすることができてスッキリした私😃