医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月二四日(水)

綴りごと 想いごと

感謝という受容

 

感謝は、迅速な受容となり、

あなたに癒し(学び)をもたらす可能性を増やします。

何故なら、感謝は

「今の自分」に焦点を当てているからです。

 

 

過去のことを思い悩み、

先々の取り越し苦労をする。

それが人間のありがちな性質です。

 

 

ですが、そんな自分を放置せず、

お世話して育んでいくのが、

自分の命を預かる自分の責任です。

 

 

今という時間に生きているのに、

過ぎ去った過去のことや、

起きてもいない先々のことに焦点を当てると、

エネルギーを浪費してしまいます。

 

 

ですから、真面目な人、先々に備えをしたい人、

方程式通りに、論理的に考えすぎる人などは、

エネルギーが減ってしまいますので、ご注意ください。

 

 

そんな時、自分を今という時間に

戻してあげる必要があります。

それに最適なのが『感謝』です。

 

 

今日のあなた、今のあなたの居る世界の中から

『ありがとう』と言いたくなる要素を探してください。

そのことで、今を受容することになります。

今を生きる自分に戻ってきたことになります。

 

 

何が足りないか?ではなく、

今、何が備わっているか?

それが大切です。

 

 

今のあなたに備わっているもの全てが、

今のあなたに贈られたプレゼントです。

贈り物を十分に受け取りましょう。

 

 

感謝とは、今の自分を受容することです。

ここから癒し(学び)が生まれる可能性が

グッと高まります。

 

 

私も、これをお読みの皆さんに感謝します。

そして、今このコラムを

書くことが出来ることに感謝します。

さらに、このコラムが存在できる世界に

感謝します。

ありがとう。

 

 

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

心から必要としている人に向かって、

この言葉が飛んでいくことを願って。