愛の掛け算
愛著・生学癒活から。
今回は197ページの一部を解説します。
仕事やお金、生活や家族やパートナーに対して、
自分が満たされるような愛を求める人のお気持ち、
私なりに分かります。
分かりますが、忘れてはいけないのは、
あくまでも『貴方の中の愛が元手となる』と言うこと。
貴方の中の愛に様々な体験が反応するのであって、
人生は壮大な掛け算によって展開するのです。
貴方の中の愛がゼロなら、どんな体験を掛けてもゼロ。
0.001でも、ほんの僅かでも良いので、
貴方の中に愛があれば、あらゆる体験は貴方の愛を
増幅させ、貴方の人生を豊かにします。
ただし、愛とは思い通りにすることではありません。
支配や管理、コントロールではありません。
むしろその逆。固執しないこと、取り越し苦労や
怖れに支配されないこと、自分を見失わないこと。
愛とは、より豊かな視点を自由に体験することです。
もしも、心身の疲労により
自分の中の愛がゼロになりそうになったら、
身の廻りの『ありがとう』を探しましょう。
苦しくても今日の命にありがとう。
今日の平和にありがとう。
今着ているお洋服にもありがとう。
今を生きるこの体にありがとう。
これを続けると、少しずつ愛が戻ってきます。