医師 黒木 弘明

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二〇二四年 五月六日(月)

綴りごと 想いごと

愛の掛け算

 

 

愛著・生学癒活から。

今回は197ページの一部を解説します。

 

 

仕事やお金、生活や家族やパートナーに対して、
自分が満たされるような愛を求める人のお気持ち、
私なりに分かります。

 

 

分かりますが、忘れてはいけないのは、
あくまでも『貴方の中の愛が元手となる』と言うこと。

 

 

貴方の中の愛に様々な体験が反応するのであって、
人生は壮大な掛け算によって展開するのです。

 

 

貴方の中の愛がゼロなら、どんな体験を掛けてもゼロ。
0.001でも、ほんの僅かでも良いので、
貴方の中に愛があれば、あらゆる体験は貴方の愛を
増幅させ、貴方の人生を豊かにします。

 

 

ただし、愛とは思い通りにすることではありません。
支配や管理、コントロールではありません。
むしろその逆。固執しないこと、取り越し苦労や
怖れに支配されないこと、自分を見失わないこと。
愛とは、より豊かな視点を自由に体験することです。

 

 

もしも、心身の疲労により

自分の中の愛がゼロになりそうになったら、

身の廻りの『ありがとう』を探しましょう。

 

 

苦しくても今日の命にありがとう。
今日の平和にありがとう。

今着ているお洋服にもありがとう。

今を生きるこの体にありがとう。

 

 

これを続けると、少しずつ愛が戻ってきます。