豊かさが隠れている
かつて黒人の方々は、酷い差別を受けていました。
しかし、彼らの喜怒哀楽から生まれた、
ブルーズ、ラグタイム、スウィング・ジャズ、
ビバップ、クール・ジャズ、ゴスペル、ソウル、
ファンク、ラップ、ヒップ・ホップなどの音楽は、
今や世界中の人々の喜怒哀楽を共感してくれる、
かけがえの無い、豊かな存在となっています。
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わずか40年に過ぎない、
今生での僕の人生を振り返る時であっても、
僕の苦難を共に背負ってくれた音楽と言う
物凄いエネルギーを辿っていくと、
そこには黒人の方々の歴史がありました。
この絵本「リズムが見える」は、
そのことを教えてくれます。
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この素晴らしい絵本を発見し、
翻訳を手がけられた翻訳家・大学教授の金原瑞人さんと、
絵本の監修をされた(憧れの)Peter Barakanさんと、
先日、直接お食事をする機会に恵まれました。
お二人とも紳士でした、やっぱり。
これも音楽が導いてくれたご縁、恩恵だと思っています。
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ちなみに、人生において、
病気、怪我、トラブル、悩み、葛藤なども、
かつての黒人の方々のように、
今はまだ好まれない存在かも知れませんが、
僕はそこに物凄いエネルギーと、
豊かさが隠れているのを感じます。
だから、忌み嫌ってしまうのは、
勿体ないと思っています。
もっと視野を拡げれば、得るものが必ずあると思うのです。
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視野が広がれば、
これから達成すべきものが見えてくる。
自分の歌を生きよう。
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これは、この素晴らしい絵本の画を描いた
ミシェル・ウッドさんの言葉です。
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便乗して、大口を叩くようですが、
不肖、この僕も『音楽のような人間』になりたい
と思いました。