想いの底
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頑張る人の中には、自分に優しくすることが、
とても難しいと感じる人が、しばしば居られます。
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頑張るとは前進であり、成長であり、
進化であり、克服であり、それによって
自分の価値が高まり、競争に勝ち、夢を叶え、
様々なものを手に入れることができる、
というイメージなのかも知れません。
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各人のイメージを否定しませんが、
そのイメージの底にあるものが
何となく気になります。
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頑張ることで自分の価値が高まる?
と言うことは…
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頑張らない自分には価値がない、
何かをしないと自分には価値がない
というイメージかも知れません。
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価値がない自分だからこそ
怠けず頑張らねばならない、
自分の価値が高まれば
ようやく様々な願いが叶う…
というイメージがあるのかも知れません。
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あるいは
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負けてはいられない、
この世の過当競争で生き残らなければ
生存できなくなってしまう、何も手に入らない
競争に勝つこと、勝ち続けることこそ人生…
というイメージなのかな?
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その場合は、
人生は油断のならない競争の場である、
と信じていることになります。
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不思議なことに
頑張って勝利を得たはず人が
満たされず、心が落ち着かず
虚しさを感じることが多々あります。
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それはその人本人の
イメージから来ています。
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イメージとは、自分が信じるものです。
信じるとは、想いや念を送ることなので
ある意味、信仰のようなもの。
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イメージとは
想いによる創造なのです。
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頑張る人の中に
「ありのままのの自分には
価値がないから頑張る」
というイメージがあるならば
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それは実は、いくら頑張っても
自分の価値が出ない仕組みです。
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そもそもの自分の価値がゼロだから
ゼロに何をかけてもゼロ。
0 ✖️ 100 = 0
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また足し算も同じこと。
頑張った分、自分の価値が足される
かと思いきや、自分のイメージで
自分の価値はゼロと定義しているので
0 + 100 = 100だけど自分の価値はゼロ
という無理くりな計算式を
イメージで造っているのです。
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それでは競争こそ人生
というイメージはどうなるか?
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イメージの中で人生は常に競争
と定義づけていますから
人生は心安らぐ場所にはならない
という意味になってしまっている訳です。
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イメージとは、信じているものであり、
信じているとは、望んでいるということ。
望んでなくても信じていれば
望んでいることになっちゃいます。
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価値の無い自分をイメージすれば
自分に価値の無い世界を望んだことになり
それと出逢うことになります。
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競争世界をイメージすれば
争いごとのある世界を望んだこととなり
それに出逢うのです。
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今こそ私たちの行いの底にある
私の抱いているイメージを
確かめてみる時ではないでしょうか?
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あなたの抱く
自分に対するイメージや
人生・世界に対するイメージは
あなたと世界を安らかにしていますか?
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仮に安らぎを遠ざけているイメージを
これまで抱いていたとしても
これからゆっくり時間をかけて
イメージを上書きすれば良いのです。
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もちろん、自分のイメージを
新しく書き換えることを
阻害する別のイメージが
心の中にドッカリ幅を利かせて
座っていることもありますが
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それも怖れることはありません。
新旧のイメージどおしで
時間をかけて話し合うのみです。
(僕はこの話し合いを手伝う人です)
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まずはイメージすることが大切です。
これまでの自分にはイメージできないことも
新しくイメージすることから始まります。
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まぁ、そんなに硬くならずに
真面目な本ばかり読まずとも
児童文学とか漫画も読んでみなさいよ😉