怒りや悲しみのムコウ側
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進みたい自分もいる。
進みたくない自分もいる。
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進みたい自分が
進みたくない自分に
鞭打って進ませようとする。
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すればするほど
進まない。
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進まないから
鞭に込める力が
強くなる。
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どんどん進めなくなる。
ついには歩けなくなる。
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鞭を打てば進むのかな？
鞭打って進ませて良いのかな？
進みさえすれば何でも良いのかな？
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進みたくない自分に
声を荒げても、鞭を打っても
結局は何も進まない。
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空回り。
独り相撲。
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進みたくない自分を否定しないで、
耳を傾けるところから
物語は進む。
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分かるかな？
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進まなかったのは
他人のせいじゃないんだよ。
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後退より前進が良い。
矛盾より合理的な方が良い。
闇より光が良い。
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あなたの好みは分かった。
正義の味方が好きなのね。
勧善懲悪の世界ね。
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しかしだからといって、
あなたの好みに合わないものを
鞭打つ権利はあなたには無いのよ。
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打てば打つほど
あなたの人生が傷つくだけだから
おやめなさい。
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それよりも鞭を打ってでも
前に進ませようと躍起になっている
強迫的な自分自身に気づいているかな？
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進まないことが怖いんだね。
怖れを握りしめているんだね。
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進みたくない自分を鞭打つあなたが
なぜ正義の味方なのかな？
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まずは、怖れを握りしめているその手を
少しでも緩めた方が良い。
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あなたの中のバランスが
崩れかかっているサインが
あなたの怒りであり、悲しみである。
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あなたの怒りの奥底に
あなたの悲しみのムコウ側に
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怖くて動けなくなってしまったあなたが
あなたの迎えを待っている。
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進む・進まないを議論する以前に
進める状態を作り直そうか。
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さぁ、勇気を出して
心の片隅で立ち往生している
あなたを迎えに行こう。
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バランス・調和・中庸
理解・洞察・関心
受容・寛容・愛