心の育ての父を偲ぶ
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僕には生みの親と、心の育ての親が居るのだが、
心の育ての父親であった河野吉廣 のことを
ふと思い出した。
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僕の記憶が確かならば、
親父は2003年に eric claptonが来日した時に、
大阪でのコンサートを聴きに行っていた覚えがある。
後で「クラプトンおじさん、ペイントの施されたギターで
ノリノリで弾きまくってたわ」と
親父が言っていた記憶がある。
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その時の演奏は、公式には発表されていないので、
海賊版CDでアーティストには申し訳ないなぁ
と思いつつも、親父が聴いていたであろうコンサートの
音源を手に入れて、在りし日の親父を偲んでいる。
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お〜確かに良い演奏。というか、凄い良い。
セットリストも素晴らしい‼️
メンバーもかなり絞りに絞って、削ぎ落とされたバンド。
無駄な音がひとつもない。
公式のアルバムでは聴けないノリノリのクラプトン。
この時代のエリックが好きなんだよなぁ。
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エリックはどちらかと言うと、
ライブ・ミュージシャンの演奏としては、
アップダウンの激しいタイプだけど、
僕たちファンはそんなことは全然構わない。
むしろ、毎回変わり映えしない演奏なんて
エリックには求めていない。
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例えるならば、
オリンピック会場で世界記録が出るかも知れない!と、
その奇跡の一瞬を目撃しようと、
競技を見守る観衆のような気分である。
エリックの演奏の中にほと走る、
一瞬の煌めく火花を聴きたくて
コンサートに行くのです。
アップダウンは当たり前。それが魅力。
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親父よ〜。
良いコンサートに行ってたんだなぁ。
良かったなぁ。ありがとう、親父。
あ、この海賊版CD、ひょっとして
天国からのクリスマス・プレゼント?🎁