当たり前
天才と言われる、ある人が
「頑張って評価される訳じゃないんだ。
頑張るなんて言うのは当たり前のことなんだ。」
と言っている映像を観た。
これをいつものように
僕なりに勝手に解釈してしまおう。
参ります。
頑張ってるのが当たり前ならば、
頑張らないのも当たり前なんだ。
頑張る・頑張らないの問題じゃないんだ。
誰かに評価される・されないの問題じゃないんだ。
頑張らない自分に耐えられなくて、
頑張る自分ならば自分で肯定できる、
という人は頑張れば良い。
でもそれは自分のため。他人は関係ない。
頑張らない以前に頑張れない自分を
肯定できないからと言って嘆くことはない。
頑張らないのも、頑張れないのも当たり前だ。
自分の節理に合わないんだろう。
無理までして頑張る人に憧れる必要はない。
自分なりの様式美を創れば良い。
自分を肯定するための工夫を始めよう。
いわゆる他人の目に見える努力や
他人からの評価の分量を基準にして
自分で自分を裁かなくて良いんよ。
それは他人のやることであって、
貴方が貴方に向かってやることじゃないんだから。
貴方による、貴方のための、貴方の様式に基づく、
自己肯定の方法を貴方が生み出せば良いんだ。
そこに他人は関係ないんだ。
他人から褒められ賞賛されることを求め続けると
自分の褒め方や賞賛の仕方や自己肯定の方法を
忘れてしまいがちになるから、
自分を愛する手綱は誰にも渡さないで良い。
様式は様々でも、みんな最後には幸せになる。
それが当たり前なんだ！という気概を持って
その物語の中に自分を置く！くらいで良いよ。
ちなみにこの場合の幸せとは
自分を肯定し、他人も否定しない、
心の平穏のことを指している。