医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月一九日(金)

綴りごと 想いごと

当たり前が無くなる時

知らず知らずのうちに、

当たり前だと思っていたものが無くなった時、

自分の中で隠れていた怖れが

湧き出てくることがあります。

その時は、

どうしても動揺したり、狼狽しますが、

心の波が凪ぎになるのを待ちましょう。

しかし、その後で

「あれは何でもなかったのだ」などと

気のせいで終わらせずに、逃げずに、

自分(の怖れ)と少しずつ向き合うと、

自分が徐々に深化してゆきますので、

結局は、一歩ずつ楽になります。