医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月二五日(木)

綴りごと 想いごと

床拭き

 

朝、目が覚めて

家中の床を拭いていました。

 

 

濡れ雑巾を持って、四つん這いになって

床を拭いていると

いつもは見られない景色を

見ることが出来ます。

 

 

毎日私を支えてくれているのは

足ですが、

その足を支えてくれているのは

床です。

 

 

床に感謝するような気持ちで

床の顔を洗うような気持ちで

床拭きをしました。

 

 

掃除機などもありますが、

やはり床拭きでないと

取れない汚れもあります。

 

 

季節はちょうど夏真っ盛りですので

床拭きで私は

汗だくになってしまいました。

 

 

もっと涼しい時にすれば良いのに

と思われるかもしれませんが

そう言うわけには参りません。

 

 

なぜなら今日が私の誕生日だからです。

新しい歳を綺麗に迎えたかったのです。

これまでの歳に感謝をしたかったのです。

 

 

拭く掃除は福掃除。

福を呼ぶのではないだろうか

と自分で信じてやっています。