大人になる

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おとなになる。
これは極めて内向的な動作で、
年齢や社会的地位とは関係ありません。
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おとなになる…
大人になる…
大きくなるって何だ?
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正確な言い方をしよう。
君が大きくなるのではなく、
そもそも大きかった自分を
君が思い出し、信頼し続けるということだ。
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では、そもそも大きかった君が
なぜ大きくなくなったのか?
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それは生きている中で様々な制約を
覚え、或いは、覚え込まされ、
それを信じてしまったからだ。
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本来の君は制約の枠の中には居なかった。
何者も制約できない、自由で、大きな
活き活きとした存在だった。
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それがいつしか制約の枠の中に収まるような
小さな生き方を覚えてしまっただけのこと
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だから、その枠を越えて
本来の大きな自分に戻る時のことを
大人になる、おとなになる、と言うんだ。
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誰しも枠の中で生きている。
人間社会で生きるには
一時的に必要だったから。
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しかし問題は
必要か不要か、ではないんだ。
選ぶか選ばないか、なんだ。
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君の枠は何かな?
君の抱く信条、信念、観念、思想
それは本来の君のものかね?
それとも、刷り込まれたものかね?
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家族は、愛の練習場であり、
最小単位の社会でもある。
つまり、家族もまた制約の枠になり得る。
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長年、教わったこと、信じろと言われたこと
美徳、正義、善悪観、君の中のあらゆる観念は
ひょっとしたら制約の枠かも知れない。
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それを越えた時
それを越えて大きな自分を思い出した時
君はおとなになる。
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たとえば
親の因果、呪縛から出ていった時
子どもへの執着を手放した時
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自由な自分を表現し始めた時
大人も子どもも、おとなになる。
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君が今、権威に嫌悪感を感じるのであれば
かつての君が身近な権威者に
怯えていたことが関係あるかも知れない。
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君が今、有り余る愛情を注ぐ先を探しているのなら
かつての君が、愛に飢え渇いていたことが
関係しているのかも知れない。
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それらを選ばなくなった時
もっと自由な発想で自分を在り始める時
君はおとなになる。大人も子どもも、おとなになる。
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ひょっとしたら君を制約していた相手は
もうこの世には居ないかも知れない。
仮に居ても、面と向かって話せないかも知れない。
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それならば手紙を書けば良い。
口では言えなかったこと
口では言いにくいこと
まずは手紙に書けば良い。
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やれば分かる。
表現することから始まる。
おとなになることが。
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おとなになることを、怖れなくて良いんだよ。
おとなとは、心が楽で楽しい世界のことだよ。
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さぁ、何処に行くのか選べば良い。
そして、自分が何者であったのか、
ゆっくり、しっかり思い出せば良い。