変わることの難しさ
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なぜ自分を変えることが難しいのか？
について、僕なりに考えてみました。
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結論から言うと
自分を変えるには
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❶差し迫った実体験
❷置き換わるもの
❸協力者と時間
が必要かも知れない。
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何でもかんでも変われば良い
と言うものではありませんが、
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何かを乗り越えてゆく時や、
新しい自分になる時は、
その人は変容することになります。
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しかし人間
それが難しい。
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変わらなきゃ、と思うんだけど…
変わった方が良い、と判ってるんだけど…
変われば良いだけなんだけど…
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それがなんとも
難しいのです。
何でだろ？
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おそらく、変わると言う作業の中に
手放すという作業が含まれている
からじゃないかな？
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獲得することよりも
手放すことのほうが難しい。
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買うことよりも
断捨離の方が難しい、のと同じ。
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恋人同士がお付き合いを始めるよりも
お別れすることの方が打撃が大きい、
それと同じ。
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しかも手放すものが
長年自分が慣れ親しんだものなら
尚のこと、難しい。
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仮に、あなたの何かしらの
行動や思考パターンが
あなたの心身を不健康にしている
と科学者に言われたとしても
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あなたがその行動や思考に
長年慣れ親しんでいて、それらに
それなりのメリットを感じているならば
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その行動や思考パターンを
捨て去ることは難しいだろう。
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しかし、長年の積み重ねで
あなたの行動や思考パターンが
あなたの心身に明らかに
良からぬ影響を及ぼしてきたことが
あなた自身にも分かるようになって、
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なおかつ、あなたがこれまで
感じてきたメリットよりも
デメリットの方が明らかに
上回ってきたと感じた時、
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そして何度もデメリットが噴出し
事態がかなり差し迫ってきた時、
他の方法では誤魔化せなくなった時、
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その時はじめて
あなたは自分が変容することを
考えはじめるのだと思います。
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つまり、変容には
実体験としての差し迫った事態
が必要なのだろう。
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だがそれだけでも
変容することは難しい。
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これまで自分を支えてきた
行動や思考になり代わって
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何か新たに自分のメリットとなる
行動や思考が見つからなければ、
おそらく変容する気になれない。
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イメージとしては
これまでの保護者と訣別する時には
新しい保護者を求めるのと似ている。
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これまでの行動や思考パターンを
手放すだけでは変容できず、
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手放した後に生まれる空白に
新たな行動や思考パターンに
置き換えてゆく見込みがないと
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変容しようと言う気が起きない
そんな人が多いはず。
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変容には
置き換わるもの
も必要なのだろう。
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そして、その新しい自分に
置き換わる行動や思考を
手に入れるためには、
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きっと
協力者と時間
も必要なのだろう。
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ある時、ある人に
ふと言われた言葉が
ヒントとなって変容し始める人
も居るだろうし、
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ふと立ち読みした本や
見かけたブログに着想を得て
変容し始める人だって居るし、
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辛い体験を何年も何十年も重ねて
変容し始める人だって居るだろう。
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みんなそれぞれのタイミングで
変容したい時にすれば良いさ。
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何度もずっこけたり
何度も同じ所でつまづいたり
何度も同じ繰り返しをしたとしても
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今だ！と言う条件が揃う時が
必ずやって来るから
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その時にあなたの望み通りに
新しい自分になってゆけば良いさ。
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❶差し迫った実体験 と
❷置き換わるもの と
❸協力者と時間 を得て、
あなたは乗り越えてゆけば良いさ。
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くれぐれも言っておくけど
あなたは是が非でも自分を
変えなきゃいけない訳じゃなくて
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あなたが自分を新たにしたいと
心の底から感じた時に
自分を新調してゆくだけなんだよ。
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そしてそういう時って
大体必要な条件が整うんだ。
だから心配ない、大丈夫。
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そして無理すんなよ。
何度でもトライしたら良いさ。
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険しい道のりの中で
何の根拠も無いけど
自分は大丈夫な感じがした時
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それがあなた自身を
自分で信頼している時だから。
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それが大丈夫な時の
はじまりだから。
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その信頼が
愛のはじまりだから
それがチャンス。