医師 黒木 弘明

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二〇二四年 五月九日(木)

綴りごと 想いごと

命に助けられ

 

僕も貴方も助けられている。
出逢う人、出逢う命に。

 

 

何かの訳があり僕の所に来る人さえも
僕を助けてくれていると感じる。
その人たちとのやりとりを通して
僕が感じる何か、それが僕にとって
とても大切なことだったりする。

 

 

良いことばかりではなく、
時に苦しいことも含めて
何かを相手に作用しながら
相手を手助けしていく関係もある。

 

 

改めて世の中を見直してゆくと、
結構たくさんの助け合いが生まれている。
あとはそれを受け取るかどうか。

 

 

良いと感じることも
そうとは思えないことも
貴方を助ける作用を包含している。

 

 

つまり貴方は助けられている。
つまり貴方は愛されている。

 

 

目の前に咲く花だって
僕のためだけではないけども
僕のためにも咲いてくれた、
と受け取ってみようかなと。