医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月三〇日(火)

綴りごと 想いごと

君は尊い

 

❄️心の大掃除のすすめ❄️
年末だからってことでもないけどね、
何かきっかけがあれば、心を掃除をしてみないか?

 

 

元気が出ない子、苦しい子、怒っている子、
悩んでいる子、心配が止まらない子、
癒しを渇望している子…そんな子は居ないかな?
そんなみんなに共通してることがあるよ。

 

 

それは隠していること。
気づかないフリをしていること。
無理なのに大丈夫だと言い聞かせていること。

 

 

たとえば、
一緒に居て全然楽しくない人や場所、
むしろ苦しい人や場所があるのに、
そこにずっと留まり続けている子は
当然、どんどん元気がなくなっていくよ。

 

 

今は好きになれない人や場所、
今はとんでもなく離れたい人や場所、
それは本当はハッキリしているのに、
理由をつけてそこに留まってしまう。

 

 

家族だから。
仕事だから。
必要なことだから。
役割だから。

 

 

確かに、仲の良い家族は素敵だし、
活き活きした職場も輝かしいし、
任務や役割を果たす人も美しい。

 

 

でも嘘から輝きは生まれない。
嘘の美しさは君を本当の意味で
幸せに出来るだろうか?

 

 

かつてジム・キャリーはこう言った。

 

 

『心身が落ち込むということは、
自分自身(自分自神)が君に対して
「こんな自分をこれ以上演じるのは、
もうゴリゴリなんだよ!ク●くらえ!」
って言ってる状態のことなんだよ』。

 

 

家族を嫌ってはいけないのか?
嫌いな職場があっては罪なのか?
自分を傷つけながら果たす役割の向こうに、
真の安寧と平和は残るのだろうか?
何か自分に嘘をついていないだろうか?

 

 

相手を嫌わないようにする、君の優しさ。
それが君を傷つけていないだろうか?

 

 

それを探すのが心の大掃除だよ。
それを見つけるのはすごく抵抗がある。
そしてそこから行動を起こすのも大変だ。
それは、それは、よく分かる。

 

 

しかし、いくら我慢しても
我慢しきれない時が必ず来るよ。
自分の中のマグマが爆発する時が来る。
君が頑なであればあるほど、爆発は大きい。

 

 

その時も大変かも知れないが、
そのマグマの爆発に乗って行けば良いさ💥
マグマと共に自分を解放すれば良いさ。
解放できた君は素晴らしい。拍手喝采。
君の新しい世界に乾杯。君こそが創造主。

 

 

しかしそれと同時に、新しい自分に進むことは
誰だって怖いから、何度も二の足を踏むのも、
また同じような偽りの自分に戻る子も沢山いる。
もちろん責めないよ。仕方ない。時を待とうね。

 

 

だが、約束して欲しい。
この次、君の中のマグマが爆発したら、
君の中の常識を大きく捉え直す、ということを。
爆発したマグマが冷めて、元通りに固まって
また元の木阿弥、元の偽りの自分の継続、
なんてことは、くれぐれもしない、と。

 

 

良いんだよ、嫌いなら嫌いで。
今は合わないんだから仕方ないさ。
合わせたって無駄だよ。余計悪い。
一旦離れて、季節が巡り巡って
また再び自分の調和を見つけられる日も来るさ。

 

 

君が君の感性で生きることは
何ら悪いことではない。何の罪でもない。

 

 

辛いことがあったら、心の大掃除だ。
一人で苦しければ人に助けてもらう。
尊い自分を護りながら生きるんだよ。
君は尊い。君こそが与えられた贈り物。
尊いからこそ大切にするんだよ🎅🏻🎁