北斎の眼差し

.
この絵の落ち込む獅子の描写が凄いです。
落ち込む獅子を見る作者の眼差しが、
とても温かいことが判ります。
.
.
僕は7年ほど前から、
心や愛をテーマにして、超苦手だったブログを描き始め、
それを4年前に本にしました。
それが 生学癒活という本です。
.
.
この本には
「苦悩する自分をまずお世話して、
見つめて、向き合って、そこから
活路を見出しましょう」的な
メッセージをよく書いていました。
.
.
しかしながら、
本当に苦しい時、苦悩が激しい時は、
自分のお世話をするのも辛いという場合もあるので、
そんな時に「自分と向き合って」と言われても、
さぞかし辛かろう…という気もするのです。
そういう人には 、生学癒活 は少し度数が高いというか、
刺激が強いと感じられるかも知れません。
.
.
すると今度は、もっと度数の緩いものを、
もっと刺激の少ないものを、もっともっと
柔らかい言葉を表現したい気持ちが生まれてきました。
そう、この獅子を描いた葛飾北斎 のような
眼差しで、作品を生んでゆきたいと。
.
.
自分と向き合えない自分、
自分のことが好きになれない自分、
お世話をする価値を自分に感じない自分、
生きる意味がふと分からなくなった自分、
夢って何だっけ?と立ち往生する自分、
明日が楽しみとは言いにくい自分、などなど
.
.
そんな自分と暮らす人たちに
それ以上求めない言葉たちを。
それ以上の宿題を課さないで
とにかく自分を肯定する言葉たちを。
.
.
頑張れと言わない応援歌。
それで良いんだと背中を押す言葉たち。
葛飾北斎 のような温かい眼差しで
そんな言葉を綴りたい今日この頃です。