医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月二五日(木)

綴りごと 想いごと

内面探求

 

嫌いなもの、嫌なものを辿っていくと

傷ついた自分に出逢う

 

 

傷ついた自分を辿っていくと

強く求めていた願望が見えてくる

 

 

それが叶わなかったから傷ついたのだ

しかし、その願望を求める相手は

果たして適切だったのか?

 

 

人間は人間。人間は神ではない

人間に神のような所業を求めていなかったか?

思い直してみよう

 

 

地球は地球でパラダイスではない

地球は、自分を研磨する為の学校

地球にパラダイスを求めていなかったか?

思い直してみよう

 

 

そして、あなたの願望はどこから来たのか?

愛から来た願望か?

それとも、怖れからきた願望か?

思い直してみよう

 

 

自分を見つめ直すことも

自分を変容させることも

一人では、ほぼ出来ない。手助けが要る

 

 

独りで出来なくて良い

それは弱さではない

 

 

幼子に母乳が必要であるように

生徒には教師が必要であるように

暗闇には一筋の光が必要だ

それと同じこと

 

 

傷ついた自分の中を探求しなければ

あなたは傷ついたまま

つまり、心の傷の被害者のままだ

それではとてもじゃないが、前進はできない

 

 

手助けを借りながら

自分を探求し、自分を学び、

そして自分を癒すことによって

人生の被害者から卒業する

 

 

そして希望の扉の前に立ち

新しい自分に再び入学していく

それが心の春