医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月二六日(金)

綴りごと 想いごと

仕える

 

毎日が貴方の優しさを放出する機会です。

 

 

(解説)
貴方は何に仕えていますか?
貴方の主人は誰ですか?
会社ですか?業務ですか?上司ですか?
パートナーですか?親ですか?子ですか?

 

 

で、それに仕えている時の貴方は
貴方の優しさを放出できますか?
その優しさで貴方の周りを笑顔にできますか?
その優しさで貴方自身を笑顔にできますか?

 

 

万が一、できないんだったら
貴方はそれに仕えているのではなく、
縛られているということになります。

 

 

貴方の優しさが行き場を失っていると
貴方は苦しくなるはずです。
そもそも貴方は愛なる存在だからです。

 

 

そんな愛なる存在の貴方を
縛るも放出するも貴方の自由です。
そこまで自由が貴方に与えられています。

 

 

自分の中の本来の主人に仕えている時
私たちは各自が持つ固有の優しさを
自発的に放出しているでしょう。

 

 

言い換えると、
貴方の中の愛こそが貴方の主人であり、
貴方が愛の通路になれるかどうかが
人生における最大の焦点の一つです。

 

 

何のことか分からない、という人は
手始めに、街ですれ違う人に対して
「無事に目的地まで辿り着けますように」
「良き人生となりますように」
と心の中で声をかけてみて下さい。

 

 

生きる意味を問うたり、日々を嘆いたり、
自分を大きく見せようとしたり、
先々の心配をしたりするのは、
その後で全く構わないのです。

 

 

まず貴方に内在する、
優しさを表現なさって下さい。
話はそれからです。