医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月二四日(水)

綴りごと 想いごと

ネガティヴの罠


心がズレるとnegativeになる
と前回書きましたが
追記します。


たしかに心がバランスを欠いて
骨格のようにズレてしまうと
negativeに傾いてゆくのですが


negative=悪
だと思わないで下さいね。


わぁ!心がズレてる!
negativeになってる!
早よ治さなきゃ!どうしよう!


みたいな感じで
慌てないでください。


心も骨格もズレるのは
ある意味、自然なこと。
生きている証拠みたいなものですよ。


あまりにも放置すると
歪みがひどくなって
自分が苦しくなる、というだけのこと。


ズレ=歪み=negative=悪
のようにイメージリレーを
繋げすぎないでくださいね。


何が言いたいか?というと


negativeを嫌うのも
negativeだということです。


これぞnegativeの罠。


仮にnegativeだったとしても
そんな自分に落胆せず、放置せず、
諦めず、過干渉にならず
ゆっくり受けとめながら
愛をもって育ててゆこうよ。


歪んでいようが
自分をいじめない。
前向きだろうが
自分を持ち上げない。


そのバランスのとれた感触、
それがpositiveではなかろうか。