医師 黒木 弘明

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二〇二四年 三月二九日(金)

綴りごと 想いごと

テーマパーク

久々の投稿なのに、また奇妙なことを書きます😁
私たちの居るこの世界は、私たちが
何の不安も不満もなく過ごすことを目的に
設計されている感じが…しないのです。


むしろその逆で、何らかの不安や不満を
私たちが感じるように設計されているような
そういうテーマ・パークなんじゃないかな?と。


この世界がテーマ・パークなので
私たちの日々もアトラクションです。
ほぼ自動的にアトラクションに乗せられている状態。


アトラクションといえば、ちなみに、僕は
ジェット・コースター(英語でローラー・コースター)
が大嫌いなのですが、好きな人は沢山居ます。
スリルがあるから楽しいようです。


一瞬のスリルを楽しみたい!
終わりがあると分かっているから
絶叫するようなスリルも楽しめる!


きっと、この世界もそうなんでしょうね。
スリルを味わうためのテーマ・パーク
ではないかな?と感じます。


ただし、僕のような人間にとっては
この世界は十分すぎるほどのスリルです。
そのスリルがリアル過ぎて、
この世界がテーマ・パークどころか
お化け屋敷に感じることさえあります。


この世界で余りにもリアルなスリルを
体験すると、私たちは動揺しますね。
そして(大雑把に分類すると)
●自分を動揺させた原因を責めるか
●動揺している自分を責めるか
いずれかの反応を示しがちです。


でも、ここからがテーマ・パークの佳境です。
◎スリルをスリルとして味わえるか?
◎不安や不満を自分の本質と混同せずに居られるか?
◎どこまで自分をゆるせるか?


これこそが正に、このテーマ・パークの
テーマではないかと思ったりします。


この世界のリアルなスリルは私たちにとって
不安や心配、不満や怒り、苦しみです。
それらに遭うと、私たちは我を忘れ、おののき、
腰が抜けてしまって、明るい未来の方角に向かって
歩けなくなってしまいます。


そうなると、スリルが造り出した暗闇の中に
留まってしまいます。さらには
そんな苦しみを与えた世界を罵ったり、
自分が世界から見放されたので暗闇に
置き去りにされたと思い、自分を恨んだりします。


それが人間の通常の反応でしょう。


しかしそれでは、永遠にお化け屋敷の中で
留まらなくてはなりません。それでは
何時間も何十時間もジェット・コースターに
乗っているようなもので…ゲロゲロです。


つまり、この世界を憎んだり、
この世界の誰かを憎んだり、
自分を責めたりすることは、
ジェット・コースターから
降りないことを意味します。
お化け屋敷から出ないことになります。


何度も言いますが、現実の世界の出来事が
余りにもリアルなので、私たちは囚われてしまいます。
思考をリアルなスリルに奪われがちです。


でもこの世界が生まれた当初は
この世界のよしなし事はすべからく
ほんのスリリングなアトラクションに
過ぎなかったのではないか?と思うのです。


むしろ、そんなスリルに遭っても
自分を忘れない、自分を保つ、
自分を愛し続けるために設計された
アトラクションだったのではないでしょうか?


今日もリアルなスリルに出逢う人、
スリルのアトラクションに乗せられている人が
沢山居られると存じます。


程よいところで、
スリルのアトラクションから
一旦降りてみませんか?


感じでいるリアルなスリル、
不安や心配、不満や怒り、苦しみは
貴方の本質を何一つ傷つけることはできない
と考えて、感じてみませんか?


後悔も罪悪感も、貴方が望まない限り
貴方の本質を傷つけるものではない
と捉えてみませんか?


この世界は、あくまでもテーマパークで、
この世界で感じることは、あくまでスリルで、
貴方の本質を左右するものではなく、
むしろ、貴方の本質が他にあることを
貴方が思い出すために設計されている
と捉えてみませんか?


そして根拠なく
自分にこう言ってみませんか?


『大丈夫だよ』


その時、貴方の望む『未来の貴方』と
リアルなスリルの渦中に居る貴方との間に
明るい繋がりが生まれるのではないでしょうか。


貴方が一番望む『未来の貴方』が
すぐそこで手を差し伸べて待っています。
あとは貴方が手を握るだけです。


その時のパスワードは
『大丈夫』
ですよ、きっと。


スリリング過ぎるほどの
アトラクション満載のこの世界で
自分が一番望んでいる未来に
アクセスできるかどうか?


そんな遊びをするテーマ・パークに
僕も皆さんも居るのかも知れないですね🥳


それでも自分を愛して🌿
大丈夫🙆🏻‍♂️


長文、お読み頂き
ありがとうございます🌿🥹🌿