ギターの話
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今日は調弦、チューニングのことです。
以前は、一般的なレギュラー・チューニングを
採用していました。それしか知らなかったからです。
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弦を張って調弦すると、なんと数十kgの張力が
ギターのネックやボディに加わるそうですが、
それがレギュラー・チューニングだと
ギターへの負担が強過ぎる気がします、僕は。
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根拠は…理論とかではなくて…
ギター自身の声です(大丈夫か・笑)
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何となくレギュラー・チューニングだと
ギターが無理をして声を出してる感じです。
人間に気を遣っているような音がします。
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確かに優等生的で、立派な音がするし、
最も流通している調弦なんだけど、
それは人間から見たら、の話し。
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ギターから見たらどうなんだろう?
ギターの立場ではどうなんだろう?
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と僕は考えちゃうタイプです。
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ギターは道具だと言う人も居ますが
僕にとってギターは、道具以上の存在です。
やっぱりギターは親友であり、家族なので
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無理をして欲しくないんです。
無理なく、楽で、楽しく居て欲しいのです。
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ギターが声(音)を出すのに、
努力なんてして欲しくないんですよね。
こっちも努力しないから(笑)
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もう楽に、フツーに、発声して良いから
人間の事情なんか考えなくても良いから
あとは僕に任せろ!君は好きに歌えば良い!
って感じです。
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そんな訳で、ここ数年僕のギターは
半音から一音落として調弦してます。
その方がギターにかかる張力が少なくて
ギターが楽に発声できるからです。
(もちろん、ギターの個体差はあるけど)
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ちなみに戦前の黒人ブルーズ・マン達も
半音下げのチューニングですし、
あの stevie ray vaughan もそうでした🎸
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楽に、伸び伸びとすれば良いんだ。
そして自分の本当の声を出したら良いんだ。
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そういう独特の発想で
僕はギターを育ててます。