医師 黒木 弘明

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二〇二四年 五月四日(土)

綴りごと 想いごと

なりたい自分になるために

 

これまでの貴方は

「なりたい自分になるために必要なもの」は、

何だと思ってきましたか?

 

 

歯を食いしばって、涙をかじり、
常人ではありえない量の
努力をすることだと思ってませんか?

 

 

そのイメージを言い換えれば
「それくらいやらなければ、
自分がなりたい姿に
私はなってはいけない」
という自己暗示かも知れません。

 

 

あり得ないほどの努力をしなければ、
なりたい姿になれない、ということは、
私がなりたい姿になることはあり得ない
という意味なのですから、これでは
なりたい姿になれないはずです。

 

 

あり得ないほと頑張らないと
私の望みは叶ってはいけないのだ、
そんな上手い話があってはいけないのだ、
そんな易々と手に入れてはいけないのだ、
苦労することが幸せの絶対条件なのだ、
と心のどこかで決めつけてませんか?

 

 

それこそは、貴方が出している
貴方の人生へのオーダーです。
そしてそのオーダーが通っているので、
望みが叶わない状態を維持している、
そんなことはありませんか?

 

 

じゃあ、どうするのか?
望みを叶えるためにどうするのか?

 

 

まずその望みは本物ですか?
その望みの中身は何ですか?
その確認だけさせて下さい。

 

 

例えば、お金が欲しい、という望み。
欲しいのはお金ですか?それとも
お金によって手に入れたいものですか?

 

 

そのお金によって
手に入れたいものは何ですか?
家ですか?車ですか?食料ですか?

 

 

1人で住む家ですか?
1人で車に乗る時間ですか?
1人で食べる美味ですか?

 

 

それとも、一緒に住む人ですか?
ドライブ体験を共有する人ですか?
食事を共にする人ですか?

 

 

ちょっと検証するだけで、
望むものがお金だけじゃない
と言うことが分かります。

 

 

このように望むものを追求して
分解してゆくと、貴方の本当の望みが
徐々に姿を現します。

 

 

多くの人が共通して望むことの大半が
笑顔だったり、安心だったり
ゆったりした風景だったりします。

 

 

お気づきですか?
笑顔ですよ?涙じゃないですよ。
安心ですよ?痛みじゃないですよ。
ゆったりですよ、争いじゃないですよ。

 

 

お分かりですか?
自分が望んでいるものと
自分に課していた条件が
見事に合っていなかったことが。
なりたい姿の自分になることを
自分自身で難しくしていたのです。

 

 

求めるものが、笑顔なら
笑顔でいましょうよ。
求めるものが安心ならば
自分を責めたり傷つけるのは
やめましょうよ。

 

 

望み通りワクワクしましょうよ。
服を着替える時も、食事の時も
トイレに座る時も、歩く時も
次の瞬間のドラマを楽しみに
ワクワクしていましょうよ。

 

 

ワクワクすると言うことは
愛する、愛される、を超えていて、
自分という愛が為せる、
最高の姿を表現することです。

 

 

今の自分の為せる、
最高に『愛な自分』を表現する。
それがワクワクすること
と私個人は感じていますし、
望みを叶えるには、これが最高に
パワフルなアプローチだと感じています。

 

 

望みを間接的に叶えてくれるものを
遠回りに欲することを軌道修正して、
貴方の望みそのものに焦点を当て、
これまで自分にかけていた条件や暗示を
今一度見直してみましょうよ。

 

 

そして、もっとダイレクトに
もっと直接的になりましょうよ。
もっと素直に参りましょう♪

 

 

今すぐに思い通りになってもならなくても
人生というドラマにワクワクしながら、
いつも貴方が愛であることによって
貴方自身が『望み』そのものになりましょうよ。

 

まずはイメージからで結構です。
貴方が愛であるというイメージを抱きましょう。
それで大丈夫です。