医師 黒木 弘明

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二〇二四年 四月二〇日(土)

綴りごと 想いごと

どこを目指してますの?

 

私のホームページを読んで下さった方々や

私のブログをお読みの方々、或いは

実物の私と出逢った方々は

もう既にお分かりと思いますが

(多くの人と同じ考え方ではない、という意味で)

私は、変わっています(笑)。

 

 

別の言い方をすると

レア種、少数派という言葉になるかも知れません。

そんな私は、時々次のような質問を受けます。

 

 

「先生。

(と呼ばれるのは、決して私の好みではありませんが)

先生は、一体どこを目指しているんですか?」

 

 

そう質問してくる方々は

とても不思議だ…という疑問に満ちた目で

私の顔を覗き込んでいます(笑)。

 

 

それでは、その方々のご質問に応えます。

簡単です。

私の目指しているのは、次の二つです。

これで十分です。

 

 

『自分を楽しく全うすること』

『親切であり続けること』

 

 

一つ目の『自分を楽しく全うすること』ですが

私は、自分自身を「資源の一つ」だと思っています。

私に限らず、誰もがこの地球の資源なのです。

私は、私と言う資源を預かる管理人として

この世に生を受けたのだと思っています。

 

 

この私と言う資源を、

地球のため、社会のため、仲間のため

家族のため、自分のために

最も正しく活用する道を探すのが

私と言う資源を預かる私の責任だと思っています。

 

 

この肌、この髪の毛、この声、この喋り方…

この動き方、この表情、この考え方や感じ方…

私の経験、私の生い立ち、私の技術、私の見識…

私にまつわる全てを総合したのが、この私です。

 

 

その私と言う資源を正しく活用すること。

それが私を全うすることであり

それが私と言う命を預かった私の使命であり、

私の責任であると、私は感じています。

 

 

ですが、それも苦しみながらやっていては

やっぱりダメです。

楽しく、歓びをもってやらなくては

世に幸せを運ぶことは出来ません。

 

 

学びだ、学びだ、修行だ、苦行だ、癒しだ

と言っても、そこに歓びがなくては

広く伝わっていきません。

本当に困っている人の元には届きません。

 

 

ですから、私は

自分を『楽しんで』全うすること

を目標に掲げているのです。

 

 

二つ目は

親切であり続けること。

 

 

そのままです。読んで字の如しです。

どんなに素晴らしい業績があろうと

芳醇な財産があろうと、名声があろうと

親切な人でなければ何の意味もない。

そこを犠牲・代償にしてしまっては

何をどれだけ得たとしても、

それは何の意味も持たない、と私は思っています。

 

 

しかも、それは

昨日親切な人だったからOKとか

10年前まで親切な人を演じていたからOKとか

そう言うものではなくて

今、この瞬間、親切な人で在ろうとし続けること

それが大切だと思っています。

 

 

これが結構、案外、難しいのです。

その日その時の自分のコンディションによって

親切な人であることが出来ない場合が出てきます。

私に、まだまだ修養が足りない証拠です。

 

 

だからこそ

この単純で容易に聞こえる目標に

私は向かい続けるのです。

 

 

この二つの目標が完遂できた時

おそらく私の命は完了するでしょう。

 

 

しかし、私はまだ生きています。

と言うことは、私はまだ未達ということです。

まだ努力と歓びが足りないのです。

 

 

私に与えられた時間の中で

これからも私は

この二つのシンプルな目標に向かって行きます。

 

 

これが私の目指すところです。

これが私の答えです。

ね?変わってるでしょ?(笑)。

あなたは何処を目指していますか?