どう料理するか
私たちは皆自分の人生の料理人です
毎日の出来事は素材であり
それをどう料理するかが腕の見せ所です
辛い出来事、苦しみ自体には
おそらく、さほど意味はありません
あなたにバチがあたったのでも
あなたが世界中に嫌われているからでも
あなたが愛されない存在だからでもありません
大切なのは
苦しみをどう料理するかです
あなたの苦しみは
あなたの人生に生えた天然の素材ですから
苦しみを躍起になって無くすことよりも
苦しみという素材を料理して
そこから生まれる
あなただけの教訓を大切にする
そのほうが自然だと思います
雨が嫌だという人もいます
しかし雨がなくては困ります
苦しみも同じで
見方を変えれば
恵みの雨、浄化の雨にもなります
目の前の出来事をどう料理するか
それがあなたの選択であり
あなたに与えられた自由ですから
どうか大切にしてください
苦しみそのものよりも
苦しみから得られる教訓に
価値があるのではないかと思います