こどもの日
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こどもの日。
『自分の中のこども』とお話ししてあげる日
にしたらどうだろう?
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自分の中のこども。
結構、純粋で繊細で、
夢見がちと言われそうだけど、
無邪気で大胆で、心のままに生きている。
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毎日を大人として生きている時は
平気な顔をしているけども
実は『自分の中のこども』は
大変な毎日を生き抜いてきたのかも知れない。
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自分を大切に扱ってもらえなかった時
こどもは、それがどうしてかが分からない。
その理由をこどもなりに考えてしまう。
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自分が良くない存在だから
自分に何かが足りなかったから
自分の努力が足りなかったから
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そんな理由があるから
自分は大切に扱ってもらえなかったのかな?
と、こどもは思ってしまいがちだ。
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今のことでも、遥か昔のことでも
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大好きな人が離れていってしまった時
思わぬ傷付く言葉を浴びせられた時
自分のことを理解されなかった時
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こどもは密かに心の中で無意識に
自分の価値が下がったような気になる。
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本当はもっと一緒に居たい
本当はもっと見ていて欲しい
本当はもっとわかって欲しい
本当はもっと教えて欲しい
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そんな純粋なこどもとしての欲求や願望が
毎日叶うとは限らない世の中で生きる時
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こどものままだと余りにも傷付くので、
自分を護る為に、いつしか大人の鎧を着込んで
平気な顔をして生きることを覚えてしまったが
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本当は今もまだ、こどものままに
望んでいたり、傷ついたりしてる。
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そんな『自分の中のこども』に
やさしく声をかけてあげる。
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大丈夫だよ。
君のせいじゃないんだよ。
君が悪い存在じゃないんだよ。
怖くなっちゃったよね?
自信がなくなっちゃったよね?
そう感じてしまうだけでね、
君の価値は下がったりしないんだよ。
それに君には僕(私)がついているから
ひとりじゃないから大丈夫だよ。
一緒に歩いてゆこう。
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心の片隅で泣きべそをかいている
『自分の中のこども』に声をかける
やさしいお姉さん、お兄さんとしての自分。
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こどもの日。
『自分の中のこども』と
「自分の中の大人」がお話しする日。
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自分の中は
大人だけじゃないし
こどもだけでもないから
一緒に手をとってゆこう。
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そして、安心して
生きることを思い出そう。
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そんなこどもの日が
あってもいいかな。