朝が来た
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新しい世界。昨日とは別の新しい世界。
それが今日です。
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朝が来て、日付が変わったが
別に他に何も変わっていない。
昨日と同じ場所に同じ人が居て
自分は昨日と同じ時間に居る、
という風に見えるでしょう。
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それは今日という物語のエキストラです。
昨日までのあなたの記憶に合わせて
配置されたエキストラです。
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そのエキストラを見て
何も変わっていない、何も変わらない、
と決めつけるのは早合点。
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今日はあなたの選択で創られます。
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昨日と似ているけれど
今日のあなたの選択によって
ますます変化します。
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どうせあの人は変わらない、
どうせ自分はこのままだ、
と思う人は、それがその人の選択であり、
それが反映されます。
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あなたの選択。
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あなたの勇気ある選択一つがきっかけとなり
あなたの居る世界が大きく動き出す、
そんなことが何故無いと言えるのですか?
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世界が変わるのではなく
あなたの世界の持ち主である
あなたが変わるので、それに合わせて
あなたの居る世界が変わるのです。
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あなたの選択が変わると
昨日と同じような人も
少しずつ変わっていることに
お気付きですか?
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昨日と同じ世界ではなく
昨日の記憶を保持した世界。
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でも、もう朝が来たので
同じに見えても同じではないのです。
エキストラが同じだけです。
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そして、新しい世界にあなたが連れてゆくのは、
あなたが本当に求めるものにしましょう。
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あれも、これも、どれも、それも、
このままが良い、この状態を繰り返したいから、
継続したいから、失いたくないから、
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という想いが強過ぎると、
それは、あなたの世界に「変わらなくて良い」
とあなたが指示しているのと同じことになります。
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これは
変化・深化を妨げる、
こだわりです。しがみつきになります。
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未知なる変化を
怖れないでください。
確かに、変化をすると形が変わります。
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形あるものが無くなったり、
目の前にあったものが消えることもあるので
失くしたかのように感じるかも知れません。
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喪失によって
嘆き、苦しみ、悲しむかも知れません。
それは私たち人間の癖です。
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しかし、喪失のように見えた体験から
何かを得ること、何かを学ぶこともあります。
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つまり、失くしたように思えたものは、
体験によって生まれた
学びや教訓に姿を変えたのです。
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それらは形を換えただけであって
ずっとあなたのそばに居たのです。
あなたは何も失っていなかったのです。
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それどころか、あなたが潜った
苦悩や葛藤によって
元よりも、たくましい姿となって
再び現れたのです。還ってきたのです。
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それが愛です。
消えたように見えるだけで
失われる訳ではないのです。
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だから、何もかもキープすることに固執すると
愛というエネルギーが滞り、
あなたの居る世界が変化しにくくなってしまいます。
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愛は何処へも行かない。
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あなたが失ったものは、
あなたから立ち去ったのではなく、
形を変えただけだ。
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一時的に見えなくなったとしても、
形を変えているだけのこと。
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そのことをいくら説いても、
五感に支配されているうちのあなたは、
喪失を嘆き悲しみ、憎み、怖れるだろう。
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様々な苦悩と葛藤、
時には苦痛にさえも苛まされらだろう。
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その苦しみの中であなたは、
初めて知ることがあるだろう。
それがなんであれ、
あなたは教訓を得るだろう。
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それこそがあなたが失ったと嘆いていたものだ。
形を変えて、あなたの元へ還ってきたのだ。
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それどころか、あなたの体験を経て、
豊かになって還ってきた。
拡がっているのだ。
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その時あなたは真に知るだろう。
愛は何処へも行かないという真実を。
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あなたの命令なしに、
愛はあなたから離れることはできない。
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なぜならば、
本来のあなたが愛そのものであるからだ。
愛は何処へも行かない。
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あなたの体験を通して愛は姿を変え、
あなたの苦悩と葛藤を通り過ぎた頃に、
かけがえのない、豊かなる教訓として還ってくる。
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愛は何処へも行ってはいなかった。
ただあなたの中で循環し、
拡がろうとしていただけであった。
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さぁ、いってらっしゃい!
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