月曜日の朝
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月曜日の朝。
それだけでも微妙なのに、
この季節雨が降っていると、余計に憂うつになる、
体調が思わしくなくなる、
自分でもどうして良いのか?分からず、
対処しきれなくて困っている、
そういう方も沢山居られると思います。
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そんな人に向かって、
悪気は無いのでしょうが、他人事だと思って
「もっと頑張れ」
「もっと気合いを入れなさい」
「○○すれば解決するのに」などと
正論めいた発言したり、
内心で思っている人も居るでしょう。
(言わなくても伝わりますヨ)
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自分の体調が整わなくて困っている人の、
周囲の人の無理解ほど
事態を悪化させるものは有りません。
「悪いのは本人」「本人の問題」
と言っている割には、内心では
自分に被害が及ぶのを怖れているのでしょう。
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つまり、それが不調の人と自分の
『共同の問題』であることに
気付いていないのかも知れません。
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体調が思わしくない人だけの
問題ではないのです。
それを非難している人にも、
何か別の隠れた問題が
潜んでいるのかも知れません。
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頑張る人が
自分が好きで頑張っているなら構わないのですが、
それを他人にまで強要するのは、
頑張り過ぎな人の特徴です。
またそういう方に限って、
自分は頑張り過ぎだとは思っていないことが
多いようにお見受けします。
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辛そうにしている人、
辛いことを悟られないようにしている人
に向かって、
「おい!もっと頑張れば良いじゃないか!」
と平気で言っている人は、実は頑張り過ぎな人。
『悲鳴をあげている自分の声』に
気づいていない人かも知れません。
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他人を見てイライラすること自体、
苦しんでいる『自分の声』です。
他人を非難して、自分は悪くないことを証明し、
一時的に自分を優位な立場にして、
気を紛らわせても、おそらく無駄です。
イライラしている人は
既にエネルギーが枯渇し始めているのですから。
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これこそは
「自分をお世話していないと
他人を傷つけてしまう」典型例です。
しかも、自分の身近な人、愛する人であっても
(意図せず)傷つけてしまうのです。
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自分に対する無理解は、
その人の了見を狭くし、想像力を奪い、
それは他人に対する無理解となり、
やがて差別を生み、暴力へ悪化してしまいます。
残念ながら、人類はまだこの問題を
克服しきれていません。
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だから
自分を大切にしましょう。
自分をお世話しましょう。
愛する自分を守るために。
愛する人を傷つけないために。
この世界の平和の基盤は、今のあなた自身です。