私のお世話係
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私は、私専門のお世話係。
「お世話係の私」と『お世話をされる私』。
このふたりの信頼関係がとっても大切なのです。
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たとえば、
私が何か成功した時に、
お世話係が褒めてあげるのは当たり前として、
私が失敗した時にも、
お世話係がそばに居てあげなければ。
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私だって失敗したことは分かっている。
そんな私にお世話係が怒ったり、罵ったりして、
追い討ちをかけたのでは、
私とお世話係の信頼関係はできないよ。
そして、お世話係を信頼できなければ、
私は何も素直に
打ち明けることができないかも知れない。
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だから、私のお世話に大切なことは、
◎私を褒める
(私を否定しない)
◎私のそばに居る
(私と他人を比べない)
◎私の話を聴く
(正直な気持ちを表す時間と場所を確保する)。
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それが欠けていると、
私の中の私は寂しくて荒れちゃう。
寂しさは、
どんな生きものでも誤作動の元になるからね。
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それに私の中の私は、
素直に生きたいだけで、
別にサーカスで芸を披露して
拍手喝采を浴びたい訳じゃないから、
私のお世話は躾や特訓とは違うのよ。
お世話の手間暇をかけた分だけ、
私は豊かに、楽しく、楽に生きるようになるのよ。
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何歳からでも遅いということはないのが、
自分のお世話。
「上手くやろうとしなくて良いから、
とにかく生きてるうちに、
もっともっと私を見て、構って、育ててね。
お手間かけますがヨロシクね!
私のお世話係さん。」
って、私の中の私が言っています。