床拭き
朝、目が覚めて
家中の床を拭いていました。
濡れ雑巾を持って、四つん這いになって
床を拭いていると
いつもは見られない景色を
見ることが出来ます。
毎日私を支えてくれているのは
足ですが、
その足を支えてくれているのは
床です。
床に感謝するような気持ちで
床の顔を洗うような気持ちで
床拭きをしました。
掃除機などもありますが、
やはり床拭きでないと
取れない汚れもあります。
季節はちょうど夏真っ盛りですので
床拭きで私は
汗だくになってしまいました。
もっと涼しい時にすれば良いのに
と思われるかもしれませんが
そう言うわけには参りません。
なぜなら今日が私の誕生日だからです。
新しい歳を綺麗に迎えたかったのです。
これまでの歳に感謝をしたかったのです。
拭く掃除は福掃除。
福を呼ぶのではないだろうか
と自分で信じてやっています。