完璧でなく完全
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あなたが完璧である必要はないよ。
全てにおいて優るギター、至高の一本は、
在りそうで実は存在しないことを
これまでのキャリアの中で、私は発見しました。
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かなり優れたギターであっても、時と場合によって、
劣っていると言われたギターのサウンドに
及ばないことが、多々あるのです。
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分かりますか?
それと同じです。
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あなたが完璧である必要はないのです。
あなたが至高の一本になる必要はないのです。
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全てにおいて一流の自分を
造らなくて良いのです。
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あなたの不得手な部分には
色んな可能性が秘められているのです。
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もちろん、あなたの能力を
伸長させるチャンスかも知れないし、
誰かがあなたの人生に関与して
あなたを支える機会になるかも知れない。
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不得手なことを無理に隠し通すと
あなたの全貌が分かりにくくなって
あなたのどこに触れて良いのか?
あなたをどう助けて良いか?
他人には分からなくなってしまう
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仮にあなたが自分に鞭打って
完璧な自分を実現したと思っても
その次の瞬間、劣化してゆく自分に
追い立てられることになり
結局は苦しみは消えないだろう。
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あなたの不得手なことは
絶望だけを生むのではなく
思わぬ形であなたに
希望を与えることもある。
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あなたの特性は何だろう?
あなたの土俵はどこだろう?
あなたの得手は何だろう?
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自分の得手とは、誰かと比べて
優れている部分のことではなく
あなたが無邪気に楽しめる部分
のことを指すんだよ。
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必ずある。
あなたの得手は。
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あなたが完璧である必要はない。
得手と不得手が双方揃って
あなたは完全なる存在なんだよ。