医師 黒木 弘明

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二〇一九年 一月二一日(月)

綴りごと 想いごと

Now Is The Time! 〜今がその時〜

 

**今日も言葉は必要な人の元に飛んでゆきます**

**どうぞご覧ください。そして掴んでください**

 

 

 

前回は、過去の扱いの話をしました。

今回は、未来の方です。

 

 

 

未来は読んで字の如し、文字通り、

未だ来ていない自分のこと。

しかし、私たちは心配です。

 

 

 

この先、上手くやって行けるだろうか?

先々、楽になる為にはどうしたら良いだろうか?

どうやったら将来困らないようになるだろう?

 

 

 

そういう不安がない人は少ないでしょう。

何故なら、こんなにも変化の激しい時代です。

先々の変化を読んで、身を振っていかなければ、

時代遅れになって、時代に取り残されてしまう。

 

 

 

そう思う人が沢山居ても、何も不思議ではありません。

何故なら、私たちはこの目で見てきたからです。

激しい時代の変化を。

 

 

 

例えば、高度経済成長からバブル期。

バブル期から失われた20年。

年功序列の社会から成果主義の時代。

様々な変化が私たちの生活を激しく揺さぶりました。

 

 

だから、今もどこかに不安があります。

この次は何が来るのだろう?

今ある僅かな幸せはいつまで続くのだろう?

どうやったら身を守れるか?

どのようにして備えておかねばならないのか?

 

 

そんなことが頭によぎります。

でも気をつけて下さい。

時代の波を肌で感じること、

時代の風向きを捉えることは良いことですが、

そればかりをやり過ぎると

見失ってしまいます。

「今の自分」を。

 

 

 

自分の過去だけではなく、

未来のことにも腐心している。

腐心している・・・。

 

 

 

まさに字の如し。

あんまりにも、今の自分を脇に置いて

過去や未来のことばかりに囚われていると、

「今」という瞬間の新鮮な空気が心に行かず、

心が腐ってしまいます。

 

 

 

まさに取り越し苦労。

確かに、未来は怖いです。

どうなるか分からないのですから。

 

 

 

でもあなたはそれを、本当に怖れていますか?

よく考えてみて下さい。

それは、単に予想が付かない、

自分の思い通りにならない、

自分の想像の範疇を超えている、

と言うだけではありませんか?

 

 

 

全て自分で予見できるようにしたい、

全て先回りしておきたい、

全てに保険をかけておきたい、

どっちに転んでも失敗したくない、

失敗は嫌だ・・・

 

 

 

つまり、あなたが本当に怖れているのは、

自分の未来ではなく、

自分の失敗ではありませんか?

 

 

 

予見できないものに対して、緊張する。

それは人間の特性です。

ただの習性です。

厳密に言えば、怖れではありません。

 

 

 

しかし、その習性を

怖れにまで発展させているのは、

失敗を怖れる、あなたの心かもしれません。

 

 

全て成功したい、失敗したくない、

成功は良いけど、失敗は嫌だ、

ハンバーグは食べるけど、納豆は嫌だ、

好き嫌い、選り好みかも知れません。

(余談ですが、

納豆にお酢をかけて食べると匂いが減りますよ)

 

 

 

自分の将来像に対する好き嫌い、選り好み・・・

それは自分に対する受容不足です。

 

 

 

自分を受容しないと言うことは、

自分に対して愛が足りないと言うこと。

愛が足りなくなれば、当然のように怖れは増します。

 

 

 

起きてもいない将来の失敗を想像して、

一生懸命それを回避しようとしているうちに、

確かに、自分で想定した将来像に収まるかも知れません。

 

 

 

しかし、同時にそれは色んな可能性を

捨ててしまっていることにもなるかも知れません。

 

 

 

私たちが忘れがちな重要なこと。

それは、

私たち人間の理解力は、万能ではないと言うこと。

 

 

 

だから、今自分が想像している将来の失敗は

必ずしも、失敗とは限りません。

今は確信を持って失敗は嫌だ!と思うでしょうが、

その考えさえも、20年後に、いや10年後、

いえ、来年には変わっているかも知れません。

 

 

 

中には、あなたの将来を予見する人も居るでしょう。

しかし、あえて断言しておきます。

 

 

 

どんな預言者も、どんな霊媒師も、

どんな科学も、どんな占いも、

一部の可能性を表現しているに過ぎません。

今の時点で予測可能な全体像の一部、

一部の可能性を提示しているだけです。

これらは、あくまでもツールです。参考です。

 

 

 

どんなツールも、どんな知識も

私たちが自分で自分の責任において

人生を創造するための入り口に過ぎません。

ゴールではありません。頼り過ぎては危険です。

 

 

 

何故なら、それらは全て人間を通して

出てきたものだからです。

それくらい、私たちは万能ではありません。

 

 

 

ですから、来年の運勢がまずかろうと、

引いたおみくじの結果が悪かろうと、

気を引き締めるのは結構ですが、

怖れをなして、あなたが気を落としては、

余計に運気は落ちるばかりです。

 

 

 

失敗のように見えることが成功の種となり、

あなたのかけがいのない学びとなり、

あなたの傷を癒し、

そのことによって、

あなたが唯一無二の自分として活躍できる、

そんな可能性も十分に秘めています。

 

 

 

あなたの体験をどう活かすのか?

決めるのはあなたです。

全てあなたの選択です。

 

 

 

ですから、将来を、未来を

闇雲に怖れるのは、この辺にしておきましょう。

その時々の「今」に焦点を当て、

「今」の体験の中から、

あなたを豊かにする「学び」を得れば、

それで十分だと私は思います。

過剰に未来を怖れることはありません。

 

 

 

だから、今こそ『今』に焦点を当てましょう。

そのためには、

今のあなたの幸せを、

今一度探しましょう。

そして、『感謝』しましょう。

 

 

 

例えば今、

あなたはこうして、インターネットを通して

世界中と繋がっています。

私のメッセージと繋がっていますが、

それは、当たり前のことでしょうか?

 

 

 

電波障害が起きていれば見れませんし、

パソコンやスマホが画面が壊れていれば見れません。

中には、フラウザか何かの都合で

私のサイトだけが見られない人もいます。

 

 

 

今あなたは、こうして

このコラムを最後まで読むことが出来ました。

治安が不安定な地域であれば、

ここまでゆったりと読むことは出来ないでしょう。

多くの人が経験できると言うだけで、

それを当たり前とは言いません。

全て特別なことです。

 

 

 

感謝すると言うことは、

今を受け容れると言うことです。

今にフォーカスすると言うことです。

 

 

 

先々のことを気にし過ぎている時、

過去の自分をウロウロしている時、

我に返ってください。

そして、「ありがとう。」と呟いて、

『今の自分』に戻りましょう。

 

 

そうすれば、今を通り越して、

過去と未来を行ったり来たりしていた、

心のエネルギー浪費が少なくなります。

元気が少しずつ戻ってきます。

 

 

今がその時です。

今日、出来ることをする。

それでいいじゃないですか。

今日の自分に集中する、

それでいいじゃないですか。

 

 

 

今日も良い一日を。

ありがとう。