医師 黒木 弘明

メニュー

二〇一九年 六月二五日(火)

綴りごと 想いごと

辛い時に出る人間の癖〜その2〜

 

これをお読みの方の中には

今、辛い想いをされている方も

いらっしゃるかも知れません。

 

 

辛い時には

人間の癖が出やすくなります。

よくあるのが、次の2つです。

 

 

⑴原因探し

⑵自分に価値が無いと感じる

今回は2つ目の方を見て参ります。

 

 

辛い時とは、ストレスが溢れている時です。

ストレスが溢れると心身の誤作動を起こします。

 

 

心身の誤作動によって

仕事や日常生活が思うようにならなかったり

気づかないうちに人間関係が崩れたりして

より一層辛くなります。

 

 

そして、もっとも崩れる信頼関係が

自分との関係です。

自分のことが信頼出来なくなるのです。

 

 

自分はなんてダメな人間なのか…

自分は人に迷惑ばかりかけている…

自分は何と価値の無い人間なんだろう…

自分なんて居ない方が世の為だ…

 

 

そう思うようになってしまいます。

これも人間の癖、辛い時のパターンです。

人間の心身の誤作動の一つです。

 

 

月並みですが

試練は乗り越えられる人にのみ与えられる

と申します。

 

 

ということは

今あなたが辛いと言うことは、試練であり

あなたがそれを乗り越えることが出来る

と言うことなのでしょう。

 

 

辛い試練の峠を越えた先で

豊かさがあなたを待っていることでしょう。

 

 

しかし、あなたは辛い。

それでも、あなたは乗り越えるでしょう。

そして、その先の豊かさと出逢うでしょう。

 

 

試練を乗り越え、豊かさと出逢うあなたが

価値の無い人間のはずがありません。

 

 

何があっても、どんな失敗をしたとしても

あなたが生まれてくる価値の無い人間だなんて

ことはあり得ません。

生まれてくる価値の無い人間は、生まれません。

価値があるから生まれるのです。

 

 

何があっても、どんな失敗を経験しても

あなたの存在価値には

何一つ傷は付かないのです。

むしろ、失敗も含めた体験は

あなたの存在価値の糧となります。

 

 

成功体験だけが自分の存在価値を高める

と思っているのではありませんか?

そんな訳ありません。

成果も失敗も同等です。

失敗の価値を勝手に下げてはなりません。

 

 

今の辛い体験を乗り越えたあなたを

未来で待っている人が居るはずです。

 

 

辛い時、自分は価値の無い人間だと

思ってしまいがちですが、逆です。

あなたに大きな価値があるからこそ

試練が訪れているのです。

 

 

そのことを、どうか忘れないで下さい。

そして、まず自分を癒してください。

その後、ご自分の体験を活かして

誰かの力になってあげて下さい。

あなたには、十分な価値があるのですから。