自責と他罰の間
メンタリティが辛い時に
自分が悪かったのだ…何処が悪いのだろう…
と考えると更に辛くなります。
だからと言って、辛い時に
私は何も改めることなど無いのだ!
全て他人と周囲が悪いだけなのだから…
と考えると、早晩似たような辛い出来事に
再び遭遇することになるでしょう。
辛い時には自分を顧みるのが辛い、
かと言って、メンタリティが元気な時に
自分を顧みるか?と言うと
殆どの人は元気な時は羽を伸ばしたいので、
自分を振り返ることを避けがちです。
ではどうしますか?
永遠に他人を罰して、何とかやり過ごして
しばらくして元気が戻ってきたら
はっちゃけて、またドツボにハマって…
を繰り返している自分に気づいて
それに飽きた人から順に先に進みます。
まず「改める=悪いことがあった」という
方程式を修正しましょう。
改めるのは軌道修正、悪いことでも
なんでもございません。
そして次に、
「自分は悪くない=他人が悪い」
という方程式も修正です。
いつも誰かを悪者にしないと
先に進めないという捉え方や、
原因を特定しない限りは何も改善できない、
という思い込みを修正しましょう。
自分の中にある、
自分を追い詰める考え方を探して、
方角を変えるのが軌道修正です。
その考え方の多くは、おそらく貴方が
これは揺るぎない常識だ、正義だ、
と考えているものの中にあるでしょう。
長年自分を支えてきた観念ですから
当然貴方は修正したくありませんし、
間違っていたとさえ思いたくありません。
ほら!分かりますか?
間違っていたなんて誰も言ってませんよ。
今の貴方が今までよりも生きやすくなる、
そのための方角を探しているだけです。
別に誰も悪い訳ではないのです。
悪いから直すのではなく
苦しかったから方角を変えるだけです。
自分を責める自責と他人を責める他罰
この二択だけではありません。
自分を笑顔にしてあげるために
自己を顧みて、より苦しまない方角に
舵をきるための方程式を探すだけです。
メンタリティが苦しい時であろうと
気分がはっちゃけてる時であろうと
いつも調整してあげましょうよ。
いつも微調整、いつもメンテナンス、
自分からいつも目を離さないでセルフケア。