医師 黒木 弘明

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二〇二〇年 七月一一日(土)

綴りごと 想いごと

私のお世話係

私は、私専門のお世話係。

「お世話係の私」と『お世話をされる私』。

このふたりの信頼関係がとっても大切なのです。

たとえば、

私が何か成功した時に、

お世話係が褒めてあげるのは当たり前として、

私が失敗した時にも、

お世話係がそばに居てあげなければ。

私だって失敗したことは分かっている。

そんな私にお世話係が怒ったり、罵ったりして、

追い討ちをかけたのでは、

私とお世話係の信頼関係はできないよ。

そして、お世話係を信頼できなければ、

私は何も素直に

打ち明けることができないかも知れない。

だから、私のお世話に大切なことは、

◎私を褒める

(私を否定しない)

◎私のそばに居る

(私と他人を比べない)

◎私の話を聴く

(正直な気持ちを表す時間と場所を確保する)。

それが欠けていると、

私の中の私は寂しくて荒れちゃう。

寂しさは、

どんな生きものでも誤作動の元になるからね。

それに私の中の私は、

素直に生きたいだけで、

別にサーカスで芸を披露して

拍手喝采を浴びたい訳じゃないから、

私のお世話は躾や特訓とは違うのよ。

お世話の手間暇をかけた分だけ、

私は豊かに、楽しく、楽に生きるようになるのよ。

何歳からでも遅いということはないのが、

自分のお世話。

「上手くやろうとしなくて良いから、

とにかく生きてるうちに、

もっともっと私を見て、構って、育ててね。

お手間かけますがヨロシクね!

私のお世話係さん。」

って、私の中の私が言っています。