医師 黒木 弘明

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二〇一九年 三月二二日(金)

綴りごと 想いごと

最愛の祖母を見送って

 

先日、私の最愛の祖母が天国に還りました。

私の人格形成に多大な影響を与えてくれた祖母。

私は、いわゆる、おばあちゃんっ子です。

大正の終わりの年、昭和の初めの年に生まれた祖母は

平成の終わりの年に天国に還りました。

 

 

私は祖母を尊敬しています。

辛抱強く、心の強い人でした。

美意識もありました。

それでいて、心配りの出来る人でした。

 

 

幼心ながらに、私はこう思いました。

「あ、この人の様に生きれば良いんだな」と。

 

 

その祖母が3年前に撮影した

私のミュージック・ビデオで出ています。

1分38秒ごろ〜数秒ですが。

 

 

この時、祖母が何かをカメラに向かって喋っています。

その内容を、今でも私は覚えています。

 

 

「この人(すなわち黒木)は、学校に行く前に

毎朝、仏壇に手を合わせてから家を出たんです。

我が孫ながら、それだけは感心したな」

 

 

祖母は、礼儀正しく、厳しい人なので、

自分の身内を他人様の前で褒める様な

そんな真似は、基本的にしません。

ですが、この時は例外でした。

 

 

そんな祖母も、最晩年は

半年間入院していました。

 

 

そこで病院スタッフの方々に

こう言っていました。

 

 

「可愛い、可愛い、その一心で育てた孫が

こんなに大きくなったんです。

しっかり育ってくれました。。。」

 

 

祖母が私のことを

こんなにもハッキリと自慢するのを

私は初めて聞きました。

 

 

「ああ、おばあちゃんの自慢の種になるなんて…

それだけでも、僕は生まれた価値があったなぁ」

と思いました。

 

 

でも、その価値を創ってくれたのは祖母です。

私を育ててくれた数多の方々です。

 

 

祖母や、多くの方々に創って頂いた私を

今度は、私が自分で全うする時です。

 

 

その意味では

「僕の真の自立は、これから始まるのだ」

と思います。

 

 

大好きな祖父母は天国に還りましたが

私は、どこかで心強く感じています。

自分が決して独りではないことを

以前よりも、強く確信しています。

 

 

有難う。おばあちゃん。

これからも大好きだよ。

僕は、しっかり自立します。見てて下さい。

そして、しっかり自分を全うします。

楽しく自分を全うします。

どうか安心して見てて下さい。

 

 

これからは、いつでも心の中で

おばあちゃんと逢えるのは分かっているけど

夢の中で良いから

またおばあちゃんに逢いたいよ。