医師 黒木 弘明

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二〇一九年 六月二五日(火)

綴りごと 想いごと

手は離れても

 

この時期、新入学のお子さんを持つ

親御さんも居られることと存じます。

お子さんが大きくなって、少しずつ手が離れていきますが、

油断は禁物ですよ。

 

 

『手は離れても目は離さない』。

 

 

もう小学生だから、中学生だから、社会人だから

これくらいのことは出来るだろう、もう大丈夫だろう、

そう思うのは親の憶測であり、希望的観測です。

 

 

勝手に決めつけてはいけません。

しっかり、子ども(相手)を見ておかねばなりません。

子ども(相手)の中の真実を知ろうとする努力は

いつの時代も欠かせません。

 

 

一緒に長く暮らした親子だからと言って、

お互いに理解し合えているはず、

と思うのは油断であり、一種の甘えです。

 

 

これは親子に限りません。

自分に対しても同じことです。

 

 

例えば、しばらくの間、あなたを困らせていた

煩わしい症状や課題が無くなったからと言って、

「もう治った!何もしなくても良いのだ!」

と思うのは、大きな油断です。

 

 

子ども同様、自分から目を離すと、

症状や課題・問題は程なく再燃しますからね。

 

 

症状が軽くなっても、

自分に対するケアは勝手に辞めてはいけません。

むしろ、今まで以上に慎重にケアをして下さい。

 

 

つまり、

お子さんに対しても、自分に対しても、

 

 

『手は離れても目は離さない』。

 

 

どうぞ宜しくお願いします。