医師 黒木 弘明

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二〇二〇年 七月一一日(土)

綴りごと 想いごと

女性性

僕の気のせいかも知れませんが、

男性的に偏った社会や組織、

あるいは個人の在り方に対して、

永い間、女性を含む多くの人が

不納得であったり、残念がっていたり、

場合によっては、

諦めるように半ば幻滅しているのではないか?

と思います。

女性性の力なくしては、

この社会は立ち行きませんが、

それでも多くの女性や、寛容な人々によって、

なんとか世界が助かっている現実を、

気づいているようで気づいていない人は、

少なくない気がします。

勢い重視で、攻撃的で、

感情よりもロジック重視で、

勝つことを目指す男性性だけではなく、

焦らず、柔らかに、丁寧に、

理屈ではなく真心を重視し、

育むことを目指す女性性も、

性別に関わらず、

この世界に欠かせない大切な要素です。

やはり男性性だけの理論では、

課題が残るということを、

歴史と現在の社会・組織を見ていて感じます。

そこには、大切な女性性という

バランスが欠けている気がします。

私たちの社会が今以上に深化するためには、

集団と各個人の心の中にも、

女性性と男性性のバランス・調和が

必要であると、僕は感じています。