医師 黒木 弘明

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二〇二一年 四月二〇日(火)

綴りごと 想いごと

反省


もうすぐ師走ですが
今年も振り返れば
反省することが多くありました。


反省すると言うと
悪いことをしたかの様な
印象が有りますが


それは幼い時に
大人たちから怒られて
「反省しなさい!」
と言われた時のトラウマであって


本当の反省とは
自分の粗探しをして、自分の汚点を見つけ
自分を責め続けることではありません。


反省とは
愛なる自分に向かう為の作業。
自分への愛。


反省とは
自分が抱いていた怖れを見つけ
怯える自分に理解を示すこと


「怖かったね。
よく頑張ったね。
もう鎖は外れるよ、大丈夫だよ。」


反省とは
さまよえる自分を
保護してあげること。


だから自分を振り返って
自分を省みることができるのは
幸せなことだと感じています。


自分のコンディションが
弱り過ぎていても反省は出来ないし
強気満々の時は反省などしないので


反省できるというのは
ある意味で
良い条件が整った時の賜物です。


反省した後は
必ずと言って良いほど
自分が育ってゆきます。


反省とは
罰ではありません。
罪滅ぼしでもありません。


反省を
他人に強要されるなんて、
もっての外です。


反省とは
あくまでも自発的に
自分を見つめ直し
自分を育ててゆく作業です。


自発的だからこそ
意味があるのです。


反省することで
自分を見つめ直し
自分をお世話し、
自分を育ててゆく。


これは
自分にしか
できないこと。


僕は
反省することが
好きです。